焼きモツを食べてギックリ腰になる

 なんと、実話です。私の話。(笑)
先日、お世話になっているおじさんとラーメン屋さんに行き、焼きもつを注文しました。おじさんは、80歳を超えているのに、モツを始めとした、噛むのに苦労する食べ物が大好きなのです。
お腹の減っていた私は、ウマいウマい!と焼きモツに箸を出しましたが、なかなか飲み込むに至りません。必死に嚙むうちに首の後ろ辺りが筋肉痛のような感覚です。
 私は、後頭部から首、そして肩甲骨のあたりまでがすぐに固くなる癖があります。これまでは眼精疲労や冷え、そして心配事といったよくある原因で固くなっておりましたが、”食べる”という行動でこんなに固まるとは思ってもいませんでした。
そういえば整体の先生は誰にでも「あなたは食べすぎです」と声をかけていましたが、あの時はそんなに誰にでも同じお見立てで良いでしょうか???と思っておりましたが、誰でも噛んで食べますし、嚙まない人も飲み込んで食べると胃腸が頑張る結果となりますし、そうするとだいたい同じようなところが固くなることを考えると、あながち当てずっぽうではなかったのかも・・・、なんて思い直しました。

 私の話に戻ると、その後、重たい本堂の花瓶を持ち上げる時にやってしまいました。腰です。
ワタクシ、さすがに衰えてはおりますが、踊る身なので動けないほどのギックリではありませんです。が、いつもはそんなことでギックリするようなことはありません。

 いつもは花瓶の重さを全身で受け止めていた私の身体、今回は肩回りが重さを担ってくれずに腰だけに重さが乗ったと思われます。加えて姿勢もしかり。上半身が固まると板のような背中の腰の引けた姿勢が出来上がります。

 それからしばらく、食欲が無くなったかと思うと、やたらと食べたくなったり私の胃袋は落ち着かず、業を煮やした私は3日間のプチ断食をして回復と相成ったのでございます。

 身体は、隅から隅までつながっていることを体感した出来事でした。
アナトミートレインと呼ばれる筋膜のつながりだと舌から横隔膜、上あごから背中、これは経絡の流れとも同じですが、生きている体は自然につながってるー、と思うと面白いです。


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