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アンタが私にくれたもの

クリスマスってなんだか街の雰囲気とか変わりますよね。
イルミネーションとか、色味が赤や緑に変わってるとか、そういうことじゃなくてですね。

なんというか、変な事件とか起きないようなハッピーな感じです。
一人一人の感情がポジティブ寄りになっているような。
そんな感覚になるんですが、自分だけでしょうか。

勘違いなのかな、人によるんですかねぇ。

それはそうと、小さい時にサンタからプレゼントが届いてるのって感動するほど嬉しいですよね。

その反面サンタに会えなかった悔しさも感じてた子供だったんですけどね、リトル馬越。

小学校の時にクリスマス前とかに学校のイベントで、サンタさんへのお願いを紙に書くみたいなことしなかったですか?

今思うと、アレって親の元に情報流れてたんですかね。
立派な情報漏洩ですよ。
企業だったら大損害です。

小さい時は、その紙に書いたお願いが叶ったとかで、本当にサンタって居るんだっていう
純粋な心を持ってたんですけどねぇ。

どこで捻くれたんだか。馬越琢己。

サンタが来なくなったタイミングって皆さん覚えてたりしますか?

自分はコレじゃないかっていう出来事を覚えてまして。

まず馬越家のサンタからのプレゼントの貰い方が、

クリスマス当日に家族で豪華めのご飯を食べてて、玄関に白い袋が置いてあってその中にオモチャが入ってるパターンでした。

完全にAmazonの置き配です。
家の中にサンタ入ってこないタイプです。

それでオカンがサンタさんにお礼言いなさいって言うんです、毎回。

ピュアリトル馬越は窓開けて大声で「サンタさんありがとうー!」って叫ぶわけです。

それでオカンはリトル馬越に、サンタさん見えた?って聞くんです。
そしたら「見えたよ!」って言ってたらしいです。

後日談なんですけど、その時オカンはカワイイとか思ってなくて「こいつバカやなぁ…」って思ってたらしいです。ワイン片手にそう話してました。

サンタさんっていい子にしか来ないって言うじゃないですか。

試されてたんですよ僕。

サンタからのプレゼントが現金に変わった年がありました。

でもそれが嬉しいと感じてしまったんですね。選択肢をくれたと当時は喜んでたんですけど、
オモチャをもらって純粋に喜ぶ気持ちを忘れてしまったんです。

サンタが離れたんじゃなくて、自分がサンタから離れていってたんです。

それから家にはサンタは来なくなりました。サンタが最後にくれたものは、自分が子供じゃなくなったという実感だったんですね。


もうちょっと良い教え方あるやろ、サンタよ。

いや、サンタっていうより

この記事見てるそこのアンタよ。







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