「農家のお父さん」がぶどう生産から販売までてがけるワインと「短黒」牛のハーモニー
2020年6月28日(日)、雨の中、「地ワイン&東和食材 カジュアルランチツアー」が福島・二本松市のワイナリー「ふくしま農家の夢ワイン」で行われました。
新型コロナウイルスの影響で中断後、初めて再開された「FoodCampツアー」となりました。
この土地と自然と生きてきた農家8人が、土づくりやぶどう収穫、ワインの仕込みや瓶詰めまで、全て自分たちで手がけるワイナリー。「自分たちがやりたい」ことを形にしてしまったワインです。
さらにいえば、ワインの販売所の建物自体も、塗装や設備工事など仲間でやってしまったという「すごいお父さんたち」です。
もともと養蚕が盛んな土地柄で、農薬を使わないで栽培する桑畑が数多く点在していました。ぶどう栽培では、農薬は最低限にとどめるこだわりです。
品質も上がり、一泊数十万円するJR東日本の豪華寝台列車「四季島」で提供される栄誉もいただきました。
山奥の小さなワイナリーにお客様が到着しました。
「ふくしま農家の夢ワイン」の斎藤誠治社長がごあいさつ。
ぶどう見学の後、醸造所でテイスティングを楽しみます。
フードキャンプ専属ソムリエによる、料理に合うおすすめワインを説明した後、いよいよランチへ。調理は、地元で注目のレストラン「月星」の三瓶貴裕シェフです。
飛沫防止のための扇子などもお使いいただき、対策もバッチリ!
二本松市の山間地には、黒毛和牛と短角牛を交配した「短黒牛」を育てる農家がいます。とても希少でなかなか食べることにできない肉を、今回は特別提供です。
さっぱりとした肉質で、甘みも感じられる上質な「短黒牛」。コロッケやタコライス、ローストビーフにメーンの料理と、ぜいたくに短黒牛フルコース!
参加者からは「福島にぜひ人を連れてきたい」と絶賛の声があがりました。
また、提供されたフルコースのメニューを、絵にかいて応援いただいた方も。テイスティングを楽しんだり交流したり、参加者思い思いの楽しみ方がありました。
「農家のお父さん」も笑顔に。
今回のツアーは、夢ワイン社と出会ってほれ込んでしまった、大学生の佐藤蓮さんが「孫の手」へ提案したことがきっかけです。学生の旅行コンテストでツアー企画経験もあり、今回は臨時アルバイトとして貴重な戦力となりました。
動画もあります。雰囲気をより実感いただければ!
ありがとうございました!
ふくしま農家の夢ワインと月星のサイト:
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