TATTOOの話 ③TATTOOが気づかせてくれて教えてくれた。
僕が住んでいる地域が梅雨入りしました。一番バイクが辛い時期です。
一年で一番しんどい時期が越えれば夏ですね。フジロックも延期になり、花火大会も無いわけでして。
花火大会があれば久々に浴衣ではなく、着物着て今年は観にいこうと思ったんですが楽しみは来年に取っておきましょう。
さて本日の一曲はこちら
Scann-Tec/Amy Returns
Scann-Tecの脳内回路はどうなっているのか。本当変態です。
前回②で遂にAキラ君にTATTOOを入れてもらっている場所を聞いた俺。
Aキラ君は俺に言いました。
「場所は西麻布。入れたかったら紹介するよ」
俺は「ありがとうございます、少し考えます、また連絡します」とその日はお別れしました。その日もAキラくんち泊まる予定だったんですけど、なんかその日は家に帰りたくなって帰りました。
帰り道、なんだか無意識に早歩きになっていて、少しスキップとまではいかないんだけど、なんとも言えない感覚のまま電車に乗って帰りました。
Aキラ君に紹介するよ。と言われて青天の霹靂と言いますか、初めて矢印が自分に向いた時に気づいたんですね
「あっ俺、自分がTATTOO入れて欲しいんだ。だから今までTATTOOが気になってたんだ」って。
活動拠点を東京ベースにしてから、このタイミングでDJもやり始めて正直TATTOOを観る機会と言うのは以前に比べてとんでもなく増えました。
街ですれ違う人のTATTOOを見たり、当時働いていたお店のお客さんも結構入っている人いたし、それこそクラブなんかはたくさん入れている人見かけて。Aキラ君の友達なんか本当にイ○レてる。と思ってました(当時は怖すぎましたが、今は大好きでイケてる大先輩達です)その都度目で追いかけて、話せる人にはどんどん話かけて行って、TATTOOと触れ合っていたんですね。
正直、今まで「なんとなく」がベースで生きていた僕は「これだ」と言う答えがない人生しか送ってこなかったんですね。
なんとなく高校卒業して、当時の担任に大学行けと言われたから、進学校だったし、なんとなく進学して、なんとなく地元でアルバイトして、日銭稼いで、なんとなくな服買って。なんとなくな音楽聞いて。なんとなく女の子好きになって付き合って、別れて。
そのなんとなくと言うのは「長続き」しないんですね。
だってなんとなくだから。当時の俺には何も宿ってなかったんですね。
ですが「TATTOO」をきっかけにして初めて「自分の行動や考えに対しての意図と意思」が見えてきたんですね。
「これはなんとなくではなく、俺はTATTOOが好きでTATTOOを入れて欲しいんだ、それが今まで無意識にTATTOOを追いかけていたんだ、勉強してたんだ」
無意識ではありますが、TATTOOをとにかく見ました。TATTOO入っている人ととにかく話しました。TATTOO雑誌もとにかく見続けました。それがAキラ君の何気ない一言で気づけて、点と線がつながりました。
初めて自分の行動に意思が宿った瞬間でした。
それが自分の「成長」を初めて感じた瞬間でした。東京ベースで生活をして、自分でしんどい環境に飛び込んで、そこでいろいろな物を学ぶ。二十代前半で経験してきて本当に良かったです。そのベースは今とても活かされています。
その自分の気持ちに気づいたなら若いんだし、早速イケイケドンドンで!入れてもらいましょう!よーしAキラ君に電話だ!
…という気持ちも正直そこまで強くなく、何かそのまま答えが出てスッキリしている自分とゴー出来ないように何か歯止めをかけている自分がいて。
その歯止めをかけている自分は「元父親と母親の存在」を強く主張してきました。
僕はスッキリしながらもどこかで「お母さんに何て言おう、お母さん許してくれるかな」と思っていたんです。大好きなお母さん。
僕はここから数日、家に閉じこもる事になります。
今回はこの辺で。
下手くそな文章を最後までお読み頂きありがとうございます。
是非、お気軽にフォローだったりコメントくださいね。
ありがとうございました。
マゴメタクミ
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