10.8

朝9時に起床。起きた時はそれほど眠くなかったけど、りんごを食べ終えるとまた布団に戻ってしまった。お昼の12時に活動再開し、そのまま昨日衝動買いした瀬尾まいこ先生の本を読み進めてみた。4冊購入し、手に取ったのは「幸福な食卓」。「君が夏を走らせる」からすっかり瀬尾まいこ先生のファンになってしまった。改めて瀬尾先生は家族の話を描くのがすごい上手だなぁと感心しながら読み進める。いままで本でくすりと笑ってしまうことはなかったけど、不思議と笑顔にさせられる表現には感服する。表現が正しくないか。ただ、ほんとに心地いい。今回手に取った「幸福な食卓」も変わらずある家庭の話。一ページ目からお父さんはお父さんをやめようと思うからはじまるので、一気に心を掴まれる。気づけば、午後4時。本を読み終えてしまったみたいだ。250ページ弱となかなかのボリュームだけど、一回も読み止まらずに読み進めてしまった。感想は心の中に留めておきたいけど、ひとつだけ、今の環境でも幸福な家庭を考えてみたくなった。ありきたりな毎日。だけど、ありきたりがほんとは幸福だったりする。そんなものなのかな。とか考えながら、日課であるドトール訪問の準備をする。考え事をするならやっぱり落ち着ける空間が一番だ。雨足もどうやら落ち着いたみたいだけど、気温はそれほど高くない。オールウェザージャケットを手に取り、ドトールへ向かう。今日はいつものアイスコーヒーSではなくてブランドコーヒーをホットのSで注文した。すこし寒かったせいか、あったかいものを摂取するとほっこり落ち着く。いい気分だ。そして、瀬尾さんの2冊目「僕らのごはんは明日で待っている」を読み進める前に、今日見た夢をふと思い出した。自分が小学生に戻り、登山行事に泊まりがけで参加するというものだったけど、僕は肝心の登山用具を全て忘れてしまっていた。かなり焦ってしまっていて、その焦りで目が覚めた。だから山には登っていないけれど、あの焦りはかなり驚いた。早速Googleで「夢 忘れ物」と検索し、今朝見た夢の意味を考える。大人になってもそうだ。こんなことがあると、すぐに占い関係のことで検索してしまう傾向が僕にはある。そのたびに解釈が示されていて、この世界には面白い人がたくさんいるなぁと感心する。さて夢の今だけど、「自分が大切にしていたものを忘れてしまっていることを意味する。或いは、気づかなくてはいけないことに、気づかなくてはいけないことを意味する」らしい。確かに登山は生まれてからずっと登り続けてきて、就職もアウトドアメーカーで落ち着くことができた。しかし、最近では道具を背負って山に行くことをしなくなった。長らくしていないなぁ。そんなことを思いつつ、来週にできた友人との登山計画はほんとに偶然ではなかったのかもと思ってしまう。久しぶりに山道具を背負って旅に出る。確かに今の僕に忘れてしまっていたこと、思い出さないといけないことなのかもしれないなぁ。と思いながら、noteを作成した午後5時のコーヒータイム。

明日は明日でどんなことがあるのかなぁとすこしわくわくする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?