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10.9

朝9時に起床。今日は父がゴルフの予定だったけど、台風のおかげでキャンセルになってしまい、落ち込んでいるかと思っていたが、ゴルフ友達とステーキを食べに行くとのことだったので、起きたらもう出かけてしまっていた。ステーキいいなぁと思いながら、朝ごはんのごはんと納豆をかきこむ。納豆は嫌いな人も多いと聞くけど、幼い頃から納豆教育をされていたためか抵抗がない。むしろ大好きだ。そんなことを思いながら、昼ごはんはどうしようかと考え始める。人間は3大欲求でできているとはよく言ったものだ。延々に食べ続けられるんじゃないかと思うけど、太るのは嫌だから社会人になってからは抑えめだ。好きな俳優の高橋一生が1日1食を習慣にしていることから、この年の初めからは1日1食を目標にしている。まぁ、これが意外といける。朝、昼、我慢をして夜ご飯を味わう。最高だ。と思ってはいるが、最近は朝ごはんを食べがちだ。そんなことを思っていると、午後12時。13時になったらいつものドトールへ迎うことを決めて準備をすぐに終わらせる。外が大荒れでも日課だけは欠かせないと思うあたり、頑固なのだと思う。昼ごはんの心配はよそに今日はどの本を読もうか考える。瀬尾さんは静かなところで読みたい。だから、今日は「ブッダとシッタカブッダ②」という人生観コミックエッセイを読むことにした。ドトールでは今回はアイスコーヒーSを注文し、席に着くと本を広げる。コミックエッセイだけあってすらすら読めてしまう。15分ほどで読み終えてしまった。よくある人生哲学本だったなと思いながら、偶然背表紙の折り目に目を向ける。6年前に付き合っていた彼女からのメッセージが隠されていた。そうだ。この本は誕生日プレゼントでもらった本だった。驚きを隠せなかったが、メッセージを改めて読んでみる。たしかに僕宛のメッセージであり、僕の好きなところが端的にまとめられていた。惚気ではない。ほんとに大切に見てくれていたんだなぁと思いながら、ふと考える。いま、僕は路頭に迷っている。そんな時にこのメッセージに偶然出会えたことは、僕にとっては必然であり、絶対的に必要だったんじゃないかなって。誰かに頼って生きてきた今まで。誰かを通して自分といいあものを見つめてきた。他人軸の中の僕。でも、このメッセージは端的だけど、僕自身の性格を示してくれている。ながらく忘れかけていたもの。これから大切にしていけるかな。大切にしていきたいなぁ。と思いつつ、アイスコーヒーを飲み干し、ドトールを退店した午後4時。

偶然あった出会い。それは偶然じゃなくて、必然だったのかもしれない。そう思いたい。その出会いの連続が人生?
思いがけない人生観に触れることのできた1日。

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