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けい先生のプロポーズのことば

けい先生です。今回の記事は、恋や結婚について悩んでいる方々に向けた文章になっています。


1 出会いは結婚相談所

パートナーとは、2019年の夏、結婚相談所で知り合いました。お互いに相談所に登録して初めてのマッチングで、そのままのゴールインということになります。彼女は私の1歳下で、よく笑う人でした。鋭敏な感覚を持っていて、夏の木々や田んぼの稲の「あの緑がきれい」と言います。一方、大きな音や光が苦手です。先日は、暑くなってきたので車の助手席で日傘をさしました

そんな私たちでもつねに順風満帆だったわけではありません。そのあたりのことは、以前の記事で書きました。私が心を砕いたのは、慎重な彼女のペースに合わせながら、それでも要所では真剣に話をするということでした。

2 プロポーズの場面は無かった?

レストランや旅行先など、分かりやすいイベントは無かったです。ただ、私自身がプロポーズだと認識している、ことばがあります。

この世界には、君に、もっとふさわしい男性がいると思う。でも、出会わなかった。俺も同じで、この広い世の中には、もっとふさわしい女性がいるかもしれない。でも、出会わなかった。だから、この出会いを大切にしたい。できれば結婚したいと思っている。

パートナーは、じっと考え込み(うん、うん)とうなずいているようでした。あせらないということは、大切なことですが、彼女との関係の場合はとくに重要な要素でした。

3 さいごに~恋愛や結婚に答えはないけれど

もちろん、相手によっては「さっさと進めてほしい!」という場合もあるでしょうし、プロポーズのあり方は人それぞれで、答えはありません。しかし、強調したいのは、このことばは、信頼がお互いにできた上での最後の一押しだったことです。関係性が構築できていないのにプロポーズすることは、押し付けにしかなりません。

「ここまでがんばったのに・・・。」という結果になることはあります。ですが、相手を一個の人格として尊重してほしいと思います。嫌味の一つも言いたくなるかもしれません。ですが、あなたにその権利はありません。悲しいですけれども。

恋愛や結婚は、まことに厄介で苦痛の多いものです。しかし、私は、それでも「愛の獲得」は、試みるに値すると思っています。みなさんの苦悩に心からの共感とエールを送りたいと思います。


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