「あいうえお」に込められた愛情が、介護・福祉の人材不足を解決する
今回はこれらの記事を読み解いていきます。
【ざっくりまとめると】
あまりに記事が多いのでざっくりまとめると
・どの業界も基本的に『人』が足りていない(物理的に「働く人」が少ない)
・その上、人が職場を選ぶ時代になっている
・法規制による人手不足が起きうる「2024年問題」と、国民の5人に1人が後期高齢者となる「2025年問題」が喫緊の課題。
・とはいえ、やり方次第で人は集まる
といった内容です👨🏻🏫
一言で言えば
「働きたい所でしか人は働かなくなっている」
という話で、今後あらゆる産業は
「私たちの所で働くとどれだけ良いことがあるか」
を伝える努力をしていくことになります😮
【「働いてもらう」意識と工夫】
たとえば、こうした取り組みを行う企業があります。
「週休3日制にしなければ若い世代が集まらない」という危機感から土日祝が休みになるよう調整したデイサービス。
週休3日制を実現させるために、1日の勤務時間を伸ばして人員配置を工夫した老人ホーム。
こうした『ワークライフバランス』への意識と工夫がなされている所に人気が集まり、人材不足が解消されているのが現実です🧐
つまり、これまでのような顧客・利用者重視のサービス提供ではなく、
「そのサービスを提供する従業員も含めた『サービス全体のバランス』を取る社会」
へと変わってきている、という話です👨🏻🏫
この時、「ウチは昔からこうなんだ😤」と社会の流れから離れてしまうと、人口が減り続ける日本では一気に人材が集まらなくなります😨
若い世代からすれば
「他に良い選択肢があるのに、どうしてわざわざ苦しい方を選ぶ必要があるの?🤔」
という、シンプルかつ真っ当な意見で選ばれなくなる訳ですね😱
今や企業や施設が「人を選ぶ」のではなく、人が「働く環境を選ぶ」時代になっていることがわかりますね😊
それだけに、人材確保においてあらゆる産業は「他の産業」もライバルであり、その中で「選ばれる職場」となる工夫をしていかなくてはならないのです。
さながら「人材確保の戦国時代」ですね⚔️
【持ち味を活かす】
こうした「人材確保の戦国時代」で、介護・福祉業界は制度上「給料」では他産業に太刀打ちできません😰
初めから予算が決められている介護・福祉業界と、工夫次第でいくらでも稼げる他産業とでは比べ物にならないのは火を見るより明らかです🔥
唯一あるメリットとは『給料の安定性』であり、その持ち味を最大限活かすためには
・(本業による)生活基盤の安定
・(副業による)個人収入の拡大
の二本立てにする必要があります。
そしてそれを可能にするには
・「年間休日数」や「勤務時間」の調整
・就業規則における副業ルールの明記
が欠かせず、ここへの配慮がなされない企業・施設は自然淘汰されていくでしょう🫥
その上で。
「なぜその企業・施設で働くのか」という『意味』を提示して初めて人が集まるのです😊
【まとめ】「あいうえお」に込められた愛情
今回は日本の産業全体を見渡して人材不足の原因を見ていきました。
今後は「人を集める工夫」をするのと同時に「人がいなくても運営できる働き方」を仕上げる必要があります。
言い換えれば「人がいなければ回らない『現場』や『建物』は存続が危ぶまれる」という事です😥
医療現場ですら人材不足が進んでおり、人命救助が間に合わないケースが今後増えていくでしょう。
介護現場で担い手が減れば「親の介護」のために介護離職が進み、更に人手は減ることでしょう。
どこもかしこも人手不足で、しかし肝心の『人』は「自分がやりたいことしかやりたくない」ような精神性に陥っています😔
その中で一人二人が「社会のために」と重荷を背負っても、多くの人はその上であぐらを掻くばかり。
それどころか「お金を払ってやっている」「サービスを使ってやっている」と、『感謝』を忘れて不平不満をもらしては担い手を苦しめていくのです😭
社会全体として『働いてもらう工夫』は必要ですが、働くモチベーションが「人のため」ではなく「自分のため」に偏っているのが、この社会の根本的な問題だと言えます👨🏻🏫
ワークライフバランスが取れていても、人間としてのバランス感覚に欠けてしまえば、そうした『人』によって作られる社会は支配的にならざるを得ないでしょう😓
今の社会は根本的に『感謝』が足りていません。
身近なものへの「ありがとう」を信じられず、疑ってしまうくらいに。
それは人が自然から切り離され、身近なものから恵みを与えられている事実が見えなくなってしまったからなのでしょう。
あって当たり前。
してもらって当たり前。
こんな感覚がある内は人は人を嫌い、人から離れて孤立してしまうのでしょう。
「あい」にひたれば、人は「うえ」、「お」ちる。
「あい」を感じられれば、人は「うえ」、「お」くる。
そこに入る字が
「哀」「飢え」「落」なのか、
「愛」「植え」「贈」なのか。
私たちの先祖は子孫のために(自分が生きる間では育たない)樹木を植え、愛情を贈りました。
現代の日本人は哀しみに暮れ、愛情に飢え、一部は獣へ落ち、同じ人間をも蹴落とすようになりました。
なぜ「あいうえお(aiueo)」が多くの国で母音となり、声に出すだけで力があふれてくるのか。
そこには先祖から脈々と紡がれる『愛情』があり、その愛情こそが
「何のために生きているかわからなくなった現代人」
にとって、一番必要なものだと『言葉』を通じて教え続けているからです。
その証拠に、先祖のうち誰か一人でも欠けてしまえば『私』は今この場で存在できなくなります。
子孫を思い、自然を大切にしていかなければ食べ物がなくなり絶滅していたことでしょう。
どのような経緯であれ、今こうして生きていられる時点でそこには「逢い」があり、「愛」があったことが証明されているのです。
だからこそ。
今日、「ありがとう」を伝えられたでしょうか。
人でも、物でも、事でも、自分が「助かった」「救われた」と思った瞬間に感謝を伝えられたでしょうか。
もしまだ伝えていないなら、声に出して「ありがとう」と、その『感謝』を伝えてみましょう☺️
そのうち、あなたも「ありがとう」と言われて愛情を実感できるようになります。
そして『愛情の実感』こそ「人が人の側にいたくなる理由」となります。
雇用条件やら何やらと難しいことを言ってきましたが、身近にいる人に愛情を伝える環境を作ること。
そして、その環境が広く社会に伝わっていること。
これさえあれば、人材不足は自ずと解決するのです😊
今回もここまで読んでもらい、ありがとうございます✨
この他にも介護ブログや読書ブログを運営しています。
今回の記事に共感してもらえたり、興味を持ってもらえたなら、ぜひご覧ください☺️
オンラインショップ「みんなのしるし館」では、お悩みを解決するため、主に占いや相談等を行っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?