見出し画像

立ち上げ初年度の目標 ~5つの基盤づくりとは?

はい、株式会社MAGiC HoURのニシオ(28)ですよ。

今月はじめの3月1日に、弊社メディア事業部から、新しいメディア「DaiFUKU -あんこぎっしりWEBマガジン-」の立ち上げについてお伝えさせていただきました。僕がもともと会社を立ち上げるときにゆるやかに構想していたものを、ここまで具現化でき、感無量です。
「社会に、ちょっといいこと。」そして「社会課題を、もっとポップに。」というコンセプトを基に、ここから事業部、会社一丸となって頑張っていく所存です。

リリースのお知らせはこちら

メディアはこちら

さて、ここから社内報の第2弾に行きたいと思います。

経営って大変ですね。
いや、売り上げが立たないとか、みんなのパフォーマンスが悪いとかってことはなくて、何よりも経営者として自分自身が上流をメインにすることの申し訳なさとか、そういう部分が大きいなと思います。
少しずつ慣れていくしかないですね。

今日の社内報では「初年度の目標について」です。

具体的には「5つの基盤作り(コミュニケーション・制度・売上・認知・ナレッジ)」の中身について、お話していきます。
前回、コミュニケーションについての思想を書いたので、今回は残りの4つについてどう考えているのかを書いてみようと思います。

■制度:「持続可能な組織を目指す」を軸とした制度設計

まず、制度について。
MAGiC HoURでは、「持続可能な組織を目指す」ということを軸に制度設計をしていく予定です。
管理部門の責任者は大学時代の同じゼミのメンバーということもあり、学生時代から「男性の育児休暇を企業制度でどう取得しやすくするか」などの社会課題をどうやって施策によって解決するか、をテーマに研究していました。弊社では、その実践の場として「メンバーが心地よく持続的に働くことが出来る」こと、そして「社会の持続可能性のために必要な企業制度」を模索していきます。

画像1

初年度については、会社になくてはならないもの(法令に則るもの)を盤石にしていくだけでなく、「MAGiC HoURらしい制度とは何か」を議論し、そのいくつかを試運転していく予定です。
制度の導入やその検証については今後も定期的に発表していきます。

■売上:「売上とは酸素である」を前提とした見込み

次に、売上。
僕たちは、売上に対する考え方として、「売上とは酸素である」という考え方をベースにしています。
これは「企業にとっての利益とは、人間にとっての酸素のようなものです(P. F. ドラッカー)」という格言から来ています。「酸素がないと死んでしまうが、酸素のために生きるとしたら何かを見落としてしまう」という言葉で説明されており、まさにその通りだなと思います。

画像2

一方、僕たちは酸素の薄い状態で「酸素を優先すべきではない」と言えるほど屈強でもないと思っているため、まずは目下貢献出来ることを中心にお仕事をいただき、「酸素を意識しなくても良い」ところまで持っていくことが、初年度の目標です。

具体的な数値としては売上2500万(期初が12月のため、2021年11月までの目標。12月~3月までは売上見込みを立てていないので実質2021年4月~11月の8か月での目標)を基準に、コンサルティング事業部が中心となって動きます。

■認知:「社会企業の事業継続支援」という枠組みをもっと知ってもらいたい

そして、認知について。
認知とは「MAGiC HoURのことと、社会的企業の事業継続支援という枠組みについて、より多くの人に知ってもらうこと」を指しています。
方法としては主に「SNS」と「メディア運営」の2つが軸になりますが、特にメディアについては「社会課題という堅苦しく感じるテーマを、いかに多くの人が触れやすいものに出来るか」を主軸として、読解カロリーが低くかつ学びのある記事を作れるよう、企画運営しています(最上段でお伝えしたものがまさにそれですね)。

画像3

また、このオープン社内報を含め、なるべく僕たちのスタンスや思考をより多くの人の目に触れる形に出していきたいと思っています。メディアやプロダクトが生まれる中で「なんでこんなことをやっているんだろう?」という問いになるべく答えていく場にしていきます。

■ナレッジ:「社会課題研究会」の立ち上げ、情報蓄積・公開を通じた社内外への貢献

最後に、ナレッジについて。
まず、経営管理部門やメディア部門が主体となって「社会課題研究会(仮)」を立ち上げ、社内のナレッジの蓄積や、それを外部に公開することでより意見が集まるような仕組みを作ります。

画像4

また、どうしても、組織が大きくなる中で「情報を取りにいくこと」の難易度は上がっていきます。それによって、社内での情報格差や、内部の意思決定プロセスや細かな情報の解釈が読み取れないことによる内外での齟齬の発生などの課題が生まれることが起こり得ます。
そのような課題を乗り越えるべく、立ち上げ期だからこそ、丁寧に学びの蓄積とオープンな議論が生まれる環境を作っていきたいと思います。
特に、プロダクト製作の側面では、「情報をいかに取得し、どう解釈するか」が最も重要な要素だと考えているため、広くメンバーや社内外の方々と丁寧に議論を重ねていきます。

ここで、「そもそも年間計画や目標、そのための指針というのは何のためにあるのか」ということを考えてみたいと思います。

MVV(mission/vision/value)を定めたものの、やはりそれだけでは抽象度が高いままになってしまいます。また、解釈の余地はクリエイティブのチャンスを生む場であると同時に、方向性の違いを生むものにもなり得ます。
だからこそ、立ち上げ期である今、僕(たち)に出来ることは「行く先を見失わない中で、いま何を大切にして(変えず)、何は自由に考えることが出来るのか」をひとつひとつ明確にしていくことだと考えています。

画像5

この社内報を通じて届けられるものや、僕だから、僕らだから書けることも考えながら、次回以降も書いていきますので引き続き宜しくお願いします。
なお、次回は「大丈夫」というキーワードをテーマにお届けします。

ニシオのTwitterはこちら。ご意見・ご感想等、コメント欄もしくはTwitterからどしどしお寄せ下さい。フォローもお待ちしております↓

https://mobile.twitter.com/magichour_nihi

なお、弊社のアカウントはこちら!SDGsやソーシャルグッドに関する情報発信、あるいはメンバー紹介など、最新の情報をお伝えしていきます!こちらも併せて、もしよろしければフォローよろしくお願いします↓

https://mobile.twitter.com/magichoursocial

#オープン社内報 -黄昏時- Vol.2

この記事が参加している募集

オープン社内報

サポートのご検討ありがとうございます!いただいたサポートを基に、大福の比較記事を作成させていただきます。また、ご要望に沿ったインタビューや記事も作成させていただきますので、お気軽にご意見お寄せください…!