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7/20 thu. 準備が8割

週末には自分が開催するイベントが控えている
会場確保・確認、講師・インストラクター招聘、食事の設定、参加者連絡、モデル確保など
さまざまやることがある

実際には実務はほとんど終わり、あとは当日を迎えるだけなのだが



私の働く界隈では「準備が8割」という言葉がある

成功の鍵となるのは実行ではなく、その前のしっかりとした準備や計画であり、それに十分な時間とエネルギーを割くべきだという意味合いが含まれている

成功を左右する要素の一部が準備にあるという意味であって、
全体の労力に占める準備と実行の割合を具体的に示すものではないと考えている


私はこれを、「準備の段階で8割方他者からの評価は完了している」と解釈している


これは少し残酷な言い方かもしれないが、
準備にこそ、その人の精神性や知識・技術、また戦略性が凝縮されている

知らないことやできないことは計画できない
また、自分だけではできないことに対して、どのようにアプローチしたか
例えば「できる人に聞く」「過去の文献にあたる」などをどれくらい考慮したか

これらをプレゼンテーションする段階で、評価者は知ってか知らずか8割方の評価を終えていると思うのだ


実際に運用する上で予期せぬトラブルはつきものだし、ミスもあるが、
そのような運営上のトラブルというものはマージンをとってリスクヘッジしていて大きな致命傷にはならないことが多い

つまり、評価の上で大きな減点となることは少ないのではないか


しかし、初心者ほどこれを勘違いしている

「結果が良ければ問題ない」「結果で評価してほしい」「場当たり的な対応しかできない」
このようなことを主張されることがあるが、これでは評価が上がることはない


評価する立場になればわかるが、これでは安心して仕事を任せることができない


何かを計画・運用する立場になれば、事前にやることが山ほどあるので
計算できない要素は極力排除する

当日になって「他の人の2倍頑張ったから」とか「結果が良かったから」などという主張は、運営側からは「計算できないノイズ」でしかない

上振れはありがたいし許容できるが、下振れは許されないのである


自戒を込めて。。

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