見出し画像

ん? なぜ、この様な出来事が舞い込んできたのだろう?

XII. 時間反転

XIl. The Hanged Man/吊るされた男 (静寂/serenity)


あなたの世界において、
「誰だれ(固有名詞)が〜をした」ではなく、
「〜な出来事(現象)が現れた」と態度や経験を反転することによって、それまでと全く違った見方が浮かび上がってきます。

流れという、人生の宿す生命(いのち)をより近くに感じることでしょう。
この流れは地下水脈のようなもので、
あちらの水、こちらの水と所々でつながりながら、あなたという唯一無になる人生を形成しています。

ここで知るべきことは、
あなたの心が求めているものを知っているのは、あなたではなく、あなたの人生であるということ。
なので人生をそのままで信頼して下さい。

そしてこんな問いかけを自分にしてみて下さい。

「なぜ、この現象が今の私に舞い込んできたのだろう?」

念のため。
つい自分に矢を向ける傾向がある人へのメッセージですが、自分を責めるための質問ではありませんので、トーンにご注意を。
また逆パターンですが、もしも自分が悪いことをしたと思うのであれば認めて謝るのがいいでしょう。常識や良識からだけでなく、自分の魂のために。

戻ります。
自分を俯瞰する視点から、フラットな感覚でする問いです。
そうすることによって思考や感情から距離を保て、
現象とあなたが重なる領域へと静寂の心で足を踏み入れることが出来ます。
あなたの足元、足元のそのまだ奥の地下水。

水は透き通っていて、その純度ゆえに光をよく反射します。
光が反射するのは、そこにあなたの未来があるから。

現象をあなたに生み出してきた人生と自分との縁を結ぶという、縁起の力を発揮するのです。
内なる気づきから。
意志の力でなく、結ぶ目をつくる力。

新たなる面を備える機会となる体験を自分に与えることによって、生成されるのは果てしない宇宙で輝く星の光。

stars in the sky

サポートしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません ♡