寝起きのぼくの視界を覗き込んできた娘の瞳に宇宙が宿っていた。
朝、娘に揺すり起こされた。
窓から射す光がまぶしくて半分も開けらない目に、じーっと覗き込む娘の顔が見えてきた。
「パパ、今日も一緒に楽しいことたくさんしようね!」
昨日も楽しかったのか。
と嬉しくなった。
そうだね、今日も楽しもう。
「あれを手に入れたら」とか「いつかこうなったら」とかではなく、
今この瞬間、娘の心の中に幸せが見えた。
それを大切にしたい。
明日も続いて欲しいけれど、まずは今日という1日に全力を。
もしかしたら明日は来ないかもしれないが、今