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両親を幸せにする方法

ここ最近になって
― つまり人生の30年目にして ―
やっと分かってきたことなのですが、

両親って(夫婦として)
   幸せだったんだ!

ということです。
 

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そう思った、気付いた!
ということはつまり、

僕は長いこと、
両親(父も母も)は
あまり仲がよくなくて、
不幸な(大変な)
人生だったんじゃないか?
と思っていた部分がありました。

これはおそらく、
僕の体質や感性、センスの、
いいところであり、
つらいところだとも思いました。


僕はどうも、
人のというものをきっと、
“通常の人” よりも
感じ取れ過ぎるところがあります。

これはきっと
そばアレルギーに似ていて、
(そばアレルギーではありませんが)
アレルギーの人にとってそれは、
食べることによって
体に悪い反応が出てしまいますよね?

それは決して、
本人の「考え過ぎ」や
「性格の傾向や悪さ」
ではなく、
体質」です。


僕は、人の心、
感情痛み
怒り悲しみ幸せ感
そういうものに敏感だ、
ということです。

(“ネガティブ思考” とも違います)

そばアレルギーを
コントロールしようがないように、
これもまたコントロール不可能です。


例えば小学生や中学生の時、
本気で、本心から仕事をしていない
先生のことが分かりました。

たとえ口で
「お前たちのために言っている」
と言っても、

本心では、
「自分の立場を
   守りたいから言っている」
こと(嘘)が
直感的に分かるのです。

もちろん、
「先生、
   ほんとうは自分の立場のために…」
と確認することは
できなかったわけですが。


おそらく、
この手の感覚は、
セラピストやカウンセラー
といった職業の人の
多くが持ち合わせていて、
自覚なくその才能・感性を
活用しているはずです。

だからこそ、
クライアント以上のことに気付き、
道を一緒に見つけていく、
という導きを与えることができる。
   

    * * * * *
 
 
小学生の時
父がリストラに遭ったこと、
その頃家庭がとても荒れていたこと、
その後母方の祖母が病気で
亡くなってしまったこと、
さらに暗くて冷たい空気が
家の中に流れていたこと、
そして中学生の時姉から
「ふたりは離婚するかもよ」
と噂を聞いたこと…

それは僕にとって
恐怖や悲しみや不安、
なんとも表現し切れない
凍った時間の中でした。


その頃からきっと無意識に、

「僕が仕事で成功すれば、
   お金をたくさん用意できれば、
   初めて両親を幸せにできる、
   笑顔にできる」

と思ってきました。

そのまま高校生になり、
大学生になり、プロになり…。


しかし仕事は思うように
いかなかった部分があります。

しかし、
だからよかった、
だから現実と向き合えました。

ここ数ヶ月
両親と過ごしているうちに、
新しい “疑い” が湧いてきたからです。

かつての僕が気付けなかった
もうひとつの真実
感じられるようになってきました。

この人たち、
なんだかんだ
幸せに楽しく生きてたんだ。

このふたりは、
これでも
ひとつの夫婦のかたちなんだ。

という、あいでぃあ。


僕は長いこと、
― ほんとうに小さな頃からきっと ―
両親を幸せにしよう
と思っていたと思います。

しかしそれは叶わぬ夢でした。

なぜなら、
「すでに幸せだった」から。

僕はこれ以上
「男」になることができません。

」だから。


これは他の夢や目標、
理想にも言えます。

されたい」
魅力的な自分になりたい」
認められたい、好かれたい」

もしそれがなかなか実現しないなら、
“それ” はきっとずっと、
あなたの目の前や日常人生
あなたの内側にあるからです。

「日本を日本にしたいなぁ!」

みたいな不可能な夢です。

そのことに
あなたが早く気付けるように、
いろんな “トラブル” が
起こっているのかもしれない。

僕で言えば、
運良く(=不運なことに)
実家に帰ってきたことが
そのひとつです。


仕事が下降しまくっていた
昨年( beforeコロナ )、
「これ以上ここにいるのは無理だ」
と判断して、
住んでいた東京の
アパート更新のタイミングで、
実家・福島へと帰ってきました。

正直な気持ち、
夢の全てに敗北した負け犬
そんな心境でした。


でもその対価と引き換えに、
両親は幸せだったんだと
知ることができた。

(両親が生きているうちに
    分かってよかった)

それから運良く、
inコロナの東京を避け、
より安全な地方で
コロナ期を過ごすことができました。

(その意味で僕は、
   “コロナによる影響” は一切受けず、
   動揺もほとんどありませんでした。)


だからあなたに伝えたいこと ― 。

頑張っても頑張っても
実現しない目標はありませんか?

その目標は、
もしかしたらその根底が、
すでに誤っているからかもしれない。

「幸せにしたい」
「幸せになりたい」
「安心できる暮らしがしたい」

あなたがその真実と向き合う
きっかけ勇気をもてるように、
現実は “問題” のようにして、
あなたを導いてくれている
のかもしれませんよ。
 

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先日の誕生日に母へ贈った花。

母・女性らしさの中に、
女の子のようなポップさ、
遊び心を添えてほしい、
とお願いしました。

✿お花屋さん:F&A APARTMENT
 
Matty



P.S.

親が幸せだ(った)と知ること、
思い出すことは、
より自由に好き勝手生きるための
土台になると思います。

なぜなら、

「自分は自由に生きているのに
    親は不自由、不幸」

なのではなく、

「親が幸せなんだから、
    俺だって楽しく生きちゃおっと!」

と軽く思えるようになるから。

これはアファメーションや
言い聞かせではなく、
本当の感覚、信念です。

 
20.6.5 追記
21.6.3 編集

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