宮沢賢治がすきです

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  • いりえで書く

    • 14本

    間借り書房 いりえのイベント【「書くこと」に関するお喋り会】から生まれた共同マガジンです。スタイルやジャンルは人それぞれ。気負わず、無理せず、否定せず。入り江のように穏やかな場所にしていきたいです。皆さんで少しずつ作っていきましょう🌊

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ペルセウス座流星群

たいくつな算数の授業 空にひこうき雲をみつけた まっすぐな二本線 もし、もしもね 今夜晴れていたら ペルセウス座流星群がくるよ へぇそうなの 流れ星 じつはまだ ほんものをお空で見たことがないの トーキオの街は 夜もあかるいから 授業のおしまいを告げるチャイム ひこうき雲はもう消えていた ペルセウス座流星群が今夜ピーク  1時間あたり30個程度の流星数 ネット記事の見出し あの日 流れ星がふることを教えてくれた あの子の声はもうきこえない わすれたくない! わすれ

    • Nighthawks

      わたしのすきな米津玄師の曲のうちの1曲 『あまりに綺麗だと恐ろしいから 汚れてるぐらいがいい』 『遠く離れたものは美しく見えししまうから 思い出になってしまう前に』 夜にひとり散歩しながらきいていた。図々しながら、この言葉がいま考えていたことに対する的確すぎる言葉だった。彼の言葉選びはほんとうに言葉に出来ないことを掬って描いてくれているようで、いつもほんとうにすごいなとひたすらに尊敬している。 わたしは自分の小学生時代の記憶がとてもすきだ。 当時は何もありがたくなんて

      • 映画『数分間のエールを』みたよ

        昨日高校卒業以来、久しぶりにひとりで映画館に行った。わたしはケチなので、チケット代が上がったということと、どうせ半年も経てばサブスクで配信されるだろうと言い訳をしてしばらく映画館に行かないでいた。 でも本来映画というものは、映画館で見られるように作られているはずで、家で見るのと映画館で見る映画は全く別のものであると、そんな当たり前のことをわたしは忘れていた。目の前の映像と音だけに集中することができる。それだけじゃない。授業を抜け出して昼間から映画を見れる背徳感(本当はよくな

        • はじまりのカードと白犬

          ほかの人にとってどうでも良くても、見えないものであっても、自分にとっては大切だと、絶対に忘れたくないものがきっと一人一つぐらいはある。 わたしにもある。 その大切なものたちを、他の人に笑われるのが、蔑ろにされるのが怖くてずっと誰にも言わないで自分の中に閉じ込めていた。しかし年を重ねるにつれ自分から大切なものたちが少しずつ遠のいていくような・・••・・ まるで宇宙が膨して星々が遠くにいってしまうかのように…… 「忘れたくない!」 その気持ちからわたしは作品を作り始めた。生

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