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【音楽制作】コスパ重視?オーディオインターフェイス選び&使ってみた感想③

DTMを始めるにあたって必要な機材の1つである「オーディオインターフェイス」(以下、Audio I/F)のあくまで私的な選び方の続編、今回はその③です。

前回の記事はコチラです。↓

前回までの時点で、私自身のAudio I/Fの選び方について、主に以下の5点について考慮するということと、①~③の詳細な話まで投稿済みです。
 ①音質の良し悪し
 ②PC(パソコン)との接続I/F
 ③入出力の種類と数
 ④付属品(バンドル)の内容
 ⑤価格

ということで、今回は上記④~⑤について詳しく書いていきます。

①~③までで、私自身が購入するAudio I/F製品の候補選びは以下の3つに絞り込みました。

[1] M-AUDIO社 AIR 192|6
①音質の良し悪し
 M-AUDIO社の従来製品を自分は持っているので、この製品も問題ないだろうと考えました。
②PC(パソコン)との接続I/F
 USB接続なので今回の購入条件に合います。
③入出力の種類と数
 2IN/2OUT、MIDI IN/OUT(48Vファントム電源含む)、ヘッドホン出力あり、と今回の購入条件に合います。

④付属品(バンドル)の内容
 付属ソフト:Ableton Live Lite、MPC Beats, Revalver、AIR Music Tech Creative FX Collection、Xpand!2、Mini Grand、DB33、Touch Loopsコンテンツ等。
 DAWにはAbleton Live Lite(無料?)とMPC Beats(無料)の2種類が付属しますが、お得感はあまり感じませんでした。

⑤価格
オープン価格のようです。実売価格で13,000円台~14,000円台くらいです。お店にもよりますが、本体の実売価格では3つの候補の中で一番安く買えそうです。


[2] TASCAM社 US-2x2HR
①音質の良し悪し
 TASCAM社は従来から良く知られたメーカーなので、問題ないだろうと考えました。
②PC(パソコン)との接続I/F
 USB接続なので今回の購入条件に合います。
③入出力の種類と数
 2IN/2OUT(48Vファントム電源含む)、MIDI IN/OUT、ヘッドホン出力あり、と今回の購入条件に合います。

④付属品(バンドル)の内容
 付属ソフト:スタインバーク社Cubase LE、Cubasis LE 3、IK Multimedia社Sample Tank 4 SE、Antares社AUTO-TUNE UNLIMITED(最大3ヶ月無料)等。
 DAWにはCubase LE、Cubasis LE 3の2種類が付属するようですが、どちらも無料のようで、お得感はあまり感じませんでした。
 また、ソフト音源のSample Tank 4 SEについては、初代Sample Tankがイマイチだった記憶があるので、個人的には期待薄です。

⑤価格
オープン価格のようです。実売価格で14,000円台くらいです。


[3] PreSonus社 Studio 24c
①音質の良し悪し
 このメーカーに関する知識がなかったので、何ともいえませんが、定価が2万円超えてるようなので、おそらく問題ないだろうと考えました。
②PC(パソコン)との接続I/F
 USB接続なので今回の購入条件に合います。
③入出力の種類と数
 2IN/2OUT(48Vファントム電源含む)、MIDI IN/OUT、ヘッドホン出力あり、と今回の購入条件に合います。

④付属品(バンドル)の内容
 付属ソフト:Studio One 6 Artist、Studio Magicソフトウェア・スイート(18種類のソフト音源・エフェクト)。
 DAWには「Studio One 6 Artist」が付属します。実売価格で13,000円台くらいなので、お得感はあります。ただ、この「Studio One~」とかいうシリーズのDAWを使ったことがないのが懸念点です。が、ドイツの方がデザインしたものらしく、何となくドイツといえば「Cubase」で良い印象を持っているのと、消去法からいっても、他の候補よりお得感ありなので、付属品については「Studio 24c」が一歩リードと判断しました。

⑤価格
 定価は24,200円(?)のようです。最近の実売価格は16,000円台~17,000円台くらいですが、私が購入したときは17,000円台でした。
 本体価格の比較では、3つの中で一番高いものの、付属の「Studio One 6 Artist」の実売価格(13,000円台くらい)を差し引けば、本体は4,000円台くらいなので、かなりお得感があります。
 そこに「Studio Magicソフトウェア・スイート」の合計価格を差し引けば、本体はタダ以下とみなせます。が、これらのソフト音源・エフェクトについては未知な部分が多くて何ともいえませんでした。
 そうはいっても、仮に「Studio Magic~」を除いても、コスパは「Studio 24c」が最も優れていると判断できます。
 ということで、この製品を購入することに決めました。


さて、私自身のAudio I/F選びに関する記事は、今回で終了となります。次回は「Studio 24c」を使ってみた感想について投稿予定です。


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