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【音楽制作】アーティスト向けツールの活用③「Deezer for Creators」

さて、今回も配信ストア等に用意されているアーティスト向けツールの登録や活用等について、記載していきます。
第3回目となる本記事は「Deezer for Creators」に関する内容です。

ちなみに前回の記事はコチラです。↓


「Deezer」とは
「Deezer」とは、フランスのパリに拠点を置くDeezer社が運営する定額制音楽ストリーミングサービスのことです。2024年6月13日現在の情報として、国や地域によっては無料プランの「FREE」が使えるようですが、日本では有料プランのみとなっています。ただ、有料プランの場合でも、1カ月間だけ無料トライアル期間が設けられています。


「Deezer for Creators」への登録
「Deezer for Creators」はDeezerで提供されているアーティスト向けツールです。こちらの方は無料で利用可能です。
まずは「Deezer for Creators」のアカウントを新規登録することから始めます。※「Deezer」のアカウントは使えません。

次に、やることは「Deezer for Creators」にログインして、自分のアーティスト名を検索することです。検索してアーティスト名がHitしたら、当該ツール使用の登録申請ができます。
登録方法の具体的な手順は以下に詳しく書かれています。

そして、登録申請から承認されるまでの期間ですが、私の場合は申請したその日に承認されました。なので、「Deezer for Creators」の承認プロセスは早いみたいです。

「Deezer for Creators」の活用
さて、「Deezer for Creators」の承認が済んで、使えるようになると、主に以下のことができます。

①Deezer内のアーティスト画像の設定
②全曲または楽曲ごとの再生数やリスナー数等の閲覧・解析

上記に関しては、特に補足することは無いかと思っていますが、その他で気になる機能について次に記述します。

ピッチができる?できない?
例えば「Deezer for Creators」のトップ画面を見ると、何ができるかの説明が表示されますが、ピッチに関する情報は見当たりません。ですが、試しに「deezer for creators pitch」とかでネット検索すると、「Pitching Tool」という記事が見つかりました。↓

https://creatorsupport.deezer.com/hc/en-us/articles/14963453830045-Pitching-Tool

上記は約5カ月前のもので、2024年1月に開示された情報です。この内容を読むと、「Pitching Tool」とは、Deezer への音楽の売り込みができるツールのようです。
が、しかし、私の「Deezer for Creators」におけるメニューには、「Pitching Tool」もなければ「ピッチ○○(日本語)」もありません。

それでどういうことかと、またネットで調べてみると、「Deezer Community」でのやり取りを発見しました。Communityの内容なので、リンク貼り等は控えようかと思います(一応)。気になる方は、検索ワード「Deezer for Creators Pitching Tool missing」で探すと辿れるかと。
それで「Deezer Community」でのやり取りなので、Deezer公式のものではないかもしれませんが、当該情報によると「Pitching Tool」に関して、
・「label(レーベル)」のみ利用できる。
・「アーティスト」は利用できない。※近々、利用できるようになりそう。

上記はCommunityでの情報という点に、ご注意頂きたいところですが、何にしても「Pitching Tool」自体は存在するようなので、今は利用できなくても、いずれは利用可能になるかもしれません。

というわけで、今回は「Deezer for Creators」の登録と活用に関する記事でした。

次回は「LINE MUSIC for Artists」について投稿予定です。


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