夏の都会の蒸気と富士山と音楽と
私の人生の豊かさは"気づき"
の多さだ。
そう考えながら車を降りると
メガネはうっすらと白く上から曇り
鼻からはもわっとした
都会の熱気がまとわりついた
風がないからかそれとも汚れた空気だからか
いやそもそもそれほどまでに私の鼻は優れているのだろうか、大都会東京と川を隔てた川崎の街に流れ着いてはや3年
月日は流れ日本一汚いとも言われる
公害級の空気汚染残るこの街でいかに優れていようがその鼻も力を失う頃だ
それを嫌ってか、はたまた何も為せぬ自分からの逃亡なのだろうか
私は年