ファンダメンタルズ基礎解説【保存版】
皆さんお疲れ様です!!
いつもX(旧Twitter)での応援ありがとうございます✨
今回は「ファンダメンタルズの基礎の基礎」
について解説します🫡
僕がFX初心者だった頃、ファンダメンタルズの単語の意味や
またその単語がどう値動きに繋がるか?がわからず苦戦しました。
FXは基礎が大切です。
今回ファンダメンタルズの基礎の部分をわかりやすく解説しています。
これからの皆さんのトレード生活において
少しでも役に立てば嬉しいです。
●中央銀行について
まずはそれぞれの国の通貨に絶大な力を持っている
「中央銀行」について解説します!
そもそも中央銀行とは?
もっと簡単に言うと中央銀行は…
その国の金融機関の中心となる銀行です!
その為、《通貨の番人》とも呼ばれています✨
中央銀行の役割
上記の引用元にもあるように中央銀行には役割があります。
それぞれを簡単に説明します!
①「発券銀行」としての役割
銀行券(紙幣)を発行する。
また銀行券を安定して供給するとともに、価値が損なわれないよう管理する。
②「銀行の銀行」としての役割
民間銀行は中央銀行に預金口座を開設しています。
要するに「銀行にとっての銀行」です。
他にも銀行間の取引(決済)を仲立ちする機能も担います。
③政府の銀行
国税などで受け入れた政府の資金を管理し、
一部の国債や外国為替関連の事務を政府から委託されています!
中央銀行の最も重要な役割は、
「物価の安定を図り維持する事」
そして経済の健全な発展を支えること!
この役割を果たすために、
民間銀行への貸出金利や通貨供給量を操作する金融政策を行います🔥
●金融政策について
皆さんが一度は聞いたことがあるであろう
金融政策という言葉も出てきました!
そしてここまでの解説で「物価の安定」と言うワードが
ちらほら出てきていますね🤔
今度はこちらについて解説します!
金融政策と政策金利の違い
金融政策は、
「民間銀行への貸出金利や通貨供給量を操作」と
先ほど述べましたが分かりづらいですね…
もう少し簡単にいうと
「中央銀行が金利や通貨の供給量を
調整することで行う金融面からの経済政策」☺️
金融政策のなかでも、為替相場では政策金利が注目されます。
そして政策金利とは、
「中央銀行が一般銀行に貸し出すときの金利」
上の図で言うところの
「政策金利の引き上げ(利上げ)」と「政策金利の下げる(利下げ)」
の部分に当たります!
●利上げや利下げの仕組み
なぜ「物価の安定」の為に「利上げ・利下げ」を行うのか?
図②でも触れていますがもう少し深堀ます。
景気が良くなると、雇用も安定し需要も高くなります。
そうなるとモノの値段が徐々に上がり続けインフレ傾向に
その時にインフレを加速しすぎないようにする為
「中央銀行」がブレーキを踏みます。
このブレーキこそが「政策金利の引き上げ(利上げ)」です!
そしてこのブレーキを踏むタイミングは
早くても遅くても駄目。
早ければ景気をダメにしてしまうし
遅くてもインフレが加速し僕たちの生活を脅かします。
その為「中央銀行」はブレーキを踏むタイミングの見極めに
「インフレ目標(インフレ・ターゲット)」と言うものを設定し
利上げのタイミングを決めています。
金利とお金の流れ
ちなみにお金は、金利が低い国や地域から、高いところに流れていくのがベター。
例えば、日本の金利が低く、米国の金利が高い場合、
人々は金利が高いほうで預金や資産運用したいと思います。
結果、円よりも米ドルの需要が高まり、
円の価値が下がり米ドルの価値が上がる、
円安ドル高になります。
●インフレ目標(インフレ・ターゲット)について
インフレ目標(インフレ・ターゲット)とは
中期的な(約2・3年)物価上昇率(インフレ率)の目標値または範囲を公表し
その達成のために金融政策を講じます!
簡単に言うと。
「インフレ率に対しての一定の範囲の目標」
景気が過熱しインフレ率が高くなりすぎたり
警戒が悪化しデフレが深刻にならないように
中央銀行は政策金利や他の政策を駆使し、金融政策の決定をします!
一般的にはインフレ率が目標より高ければ
インフレ率を下げるため「政策金利を引き上げ」
インフレ率が目標より低ければ「政策金利を引き下げ」ます。
このように「物価の安定」の責務を果たす為に
「インフレ・ターゲット(インフレ目標)」が設定されています!
●コンセンサスについて
もしかしたら聞いたことない方もいると思いますが
各指標をチェックする上で大切な事なので解説します!
コンセンサスとは
コンセンサスとは、
「市場参加者の大勢による見方や、市場参加者による予想の平均値」のことです。
「市場の総意や合意・無難な見方」
として考えておくといいと思います。
市場のコンセンサスを知っておく
例えば政策金利が発表される
米国のFOMCや日本の日銀金融政策決定会合で
市場のコンセンサスと乖離が大きければ
その通貨は大きく動きます。なので事前に…
事前予想のコンセンサス
現在の通貨のポジション
サプライズがあった場合の考え方
この3点を抑えておくといいと思います!
ここでは例を使ってお話しします。
・例えば市場のコンセンサスが「利上げ」だった場合
→市場は既に買いのポジションが形成されている可能性が。
(所謂、織り込み済と言うやつ)
→そして市場の予想通り、中央銀行が「利上げ」を発表。
→利食いの売りが出る場合もある。
「利上げだから何も考えずで買いで入ればいい」
というのは市場の流れに逆らってしまう場合もあるので注意です!
逆にコンセンサスが「利上げ」
→実際の結果が「金利据え置き」だった場合
→既に入っていた買いポジションを手仕舞い売りすることに
→「通貨安」に繋がる事があります!
もしあなたが指標の重なる時間にトレードしたいなら
この「コンセンサス」を知る事でかなり力になるでしょう。
ただし先ほども述べたように
「金利が低い国や地域から、高いところに流れていくのがベター」です。
利上げだから!と言ってなんとなくで買いを入れないこと。
そして「声明文や記者会見」の内容をしっかり読み取り
冷静に立ち回ることが大切です。
●まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
これで今回の「ファンダメンタルズ基礎解説」は終了です。
実際に読んでみていかがでしたか?
かなりファンダの理解は深まったかと思います。
実際チャートだけでは得られない情報も
ファンダなら得られる場合もあり、長期的な目線もつけやすいです。
そして何より「勉強すればするほど面白い!」
これを機に皆さんもファンダメンタルズを深堀りしてみてください!
次回は「それぞれの経済指標について」解説したいと思います✨
●最後に一つ
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以上!!また次回お会いしましょう🔥
ここまで読んでいただきありがとうございました☺️
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