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センター試験

子育て回想備忘録35

センター試験1週間前になりました。

我が家の長男が高校3年生だった時のセンター試験1ヶ月前からの様子を回想しようと思います。

長男の高校は、お勉強も学校の取り組みも自分自身の取り組みも熱心な公立高校です。
センター試験と国公立大学2次試験がこの高校の生徒の受験スタイルです。

授業では、11月以降、2次試験に出題される問題をどんどん解いて、この時期の前にも後にもセンター試験対策は全くありませんでした。センター試験に対して何かするといえば、センター試験模試を受けることくらいでした。

確かに少しずつセンター試験模試の点数は上がっていましたが、むらがありました。

クリスマスも近づき、センター試験も迫ってきている頃、センター試験の問題になれたほうが良いのではと思い長男にセンター試験過去問を解くように言ってみましたが、2次試験の問題を解きたい様子でした。

こういうときは、志望校へ通っている先輩に聞いてみるのが1番。
聞いてみると、この時期はセンター試験過去問をひたすら解いていたとのこと。
やはりそうか。
親が言うより経験者の話は聞き入れ易い。
センター試験過去問を解くことに。
時間配分や試験の進め方を考え、とにかく試験に慣れよう。
本番と同じようにマークシートに答えをマークし、試験の制限時間も同じにして取り組みました。
古い過去問から解くことにしました。
あまり点数が良くない…
こちら(親)は焦るが、長男はなぜか冷静でした。
解く、採点する、間違えた問題は解説を確認し、もう一度解く。
1教科終わるたびに親子で話し合う。
これの繰り返し。

長男のセンター試験受験科目は
国語、英語、数学IA、数学2B、化学、物理、地理。
1日に1年分の過去問に取り組み、更に、次の日の予定の何教科に取り組む日もありました。
さすがに、我が子ながら頑張る姿を見て感心しました。
後に長男が東京大学に進学した友人にこの取り組みを話したところ、
「それは普通無理だよ。しんどすぎるよ。よくやったね。」
と言われたそう。
こうして、年明けのセンター試験プレテストでは、9割を超す点数を取ることができました。
担任の先生も
「仕上がってきてるじゃん。これ持って行きたいところだね。」
と喜んでくださったそうで、長男も喜んでいましたが、やはり本番は10日後です。緊張しているのはこちらによく伝わってきました。
そこからは過去問をやり尽くしていたので、市販のセンター試験対策問題集を試験前日まで取り組み続けました。

そして、センター試験当日。
続きは次回に。

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