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初参加したFUJIFILM生誕祭が本当に素敵だったので、参加者視点の感想をまとめてみた

2021年1月23日に行われたFUJIFILM生誕祭。初めて参加したのですが、それはとても穏やかで優しくて幸せで、本当に素敵な一日でした。書いている今も少し夢見心地です。

余韻がまだ残っているうちに、一参加者視点でふりかえりつつ感想を書き残したいなと思います。FUJIFILM生誕祭のことを少しでも多くの人に知ってもらえるように。来年以降の活動の広がりに、少しでもお役に立てるように。

FUJIFILM生誕祭とは

その前に簡単なおさらいを。FUJIFILM生誕祭とは、平岡雄太さんと古性のちさん主催の、FUJIFILMが大好きな人たちで、FUJIFILMの創立記念日をお祝いしちゃおうというイベントです。ユーザー主体でこんなイベントを立ち上げられるのがすごい…!詳細はお二人のnoteが詳しいです。

例年だと各地で集まってフォトウォークをやったりするらしいのですが、今年はコロナウィルスの影響などがあり、オンラインでの開催となりました。

FUJIFILMの創立記念日は1月20日なのですが、参加のしやすい23日の土曜日に開催をずらされたとのこと。

参加方法は、当日にTwitterのハッシュタグ「#FUJIFILM生誕祭」をつけて、FUJIFILMで撮影した写真(フィルム・デジタル問わず)を投稿する。一人何度でも投稿OK、という形でした。

生誕祭の告知からずっと楽しかった

それでは感想を書いていきたいと思います。僕がFUJIFILMユーザーになったのは2ヶ月前ということもあり、前回のFUJIFILM生誕祭は参加できなかったので、今回は初めての参加でした。

またフォトウォークとは違うオンラインでの参加だったので、去年参加された方々とはまた違った感想になるかもですが、一言でいうと生誕祭の告知から当日中、ずっと楽しかったです。

特に楽しかったところを3つにまとめてみました。

① 投稿する写真選びが楽しかった
② TwitterのTLに流れる写真を眺めるのが楽しかった
③ FUJIFILMが大好きな人たちと知り合えて楽しかった

①投稿する写真選びが楽しかった

生誕祭への参加方法は、FUJIFILMで撮影した写真を投稿するというシンプルなルールだったのですが、いざどんな写真を投稿しようか?と考えはじめるとめちゃくちゃ難しくて…。対象への愛があればあるほど、選ぶのが難しいというか。

投稿の方向性がなかなか定まらなかったので、主催している方の想いを改めて確認しようと、主催者のnoteを見返してみました。

平岡さんのnoteには、「推しは推せるときに推せ」と。

「いつか本当にフィルムがなくなってしまうんじゃないか」

ずっと前から言われていたことですが、ここ最近は特にフィルム文化の将来が不安になる瞬間が増えました。

一歩ずつ着実に衰退しつつあるように感じるフィルム文化を前に、ただ1人のフィルム愛好家であるぼくは何ができるのか。それが見出しの「推しは推せるうちに推せ」に尽きると思います。

デジタル全盛の時代にあって、苦しいながらも写真フィルムの製造を続けてくれるFUJIFILM。そこには必ず「フィルム文化を守る」という利害を超えた矜持があるはず。

FUJIFILMのデジタルカメラを使う人はもちろんのこと、フィルム写真ユーザーの方にもぜひ多くの人に「#FUJIFILM生誕祭」に参加してもらえると嬉しいです。

古性さんのnoteには「毎年おこなう #FUJIFILM生誕祭 はあふれる愛を込めて送るエール」と。

毎年おこなう #FUJIFILM生誕祭 はあふれる愛を込めて送るエール

「こんな時代がくるなんて」と、何度も何度も耳にした。
だけど「こんな時代だからこそ」今こそきっと、愛を伝えていく必要がある。私たちが本当に心から好きなものを守る為。

この時代に踏ん張って、踏みとどまってくれている人たちに「ひとりじゃないよ」と声を伝える為。

全世界に住んでいるFUJIFILMラバーのみんなと、FUJIFILMが生まれてきてくれたことへの感謝とおめでとうを一緒に伝えたいです。

そうだよな、生誕祭はFUJIFILMさんをお祝いする為のイベントなんだよな、とお二人の想いのこもった文章を読んで再確認。その中で自然と「FUJIFILMさんに向けて、僕なりの生誕をお祝いするような写真と文章を投稿しよう」という考えが浮かんでいました。

そこからは選ぶのがとても楽しかったです。まるで誰かの誕生日プレゼントを選んだり、お祝いのメッセージを考えたりしているかのような感覚でした。普段のTwitterに投稿している写真の選び方とは全然違う、「どうすればお祝いの気持ちが伝わるだろう?」という観点で写真も文章も考えました。

そうして選んだ写真と文章は、一つの投稿には収まりきりませんでしたw
ただ今回の投稿のルールには一人何回でも投稿してOKという素晴らしいルールがあったので、三つ投稿しました。

最初は撮影に出かけるのがワクワクするようになったということを、散歩で見つけた風景とともに。

次に僕の好きなFUJIFILMの青色の写真と想いを、開発者さんにお伝えするような気持ちで。

最後によく撮る親しみのあるお花や植物と一緒に、お祝いのメッセージを添えて。

お祝いになるような写真を選び、メッセージを考えるということを通して、自分はFUJIFILMの何が好きなんだろう?ということを改めて考えるきっかけにもなり、とても新鮮で楽しかったです。

②TwitterのTLに流れる写真を眺めるのが楽しかった

1月23日の生誕祭当日。Twitter にハッシュタグ「#FUJIFILM生誕祭」のお写真の投稿がどんどん流れてくるのですが、どれもが愛情がこもっていて素敵すぎて…

どんなお写真と文章だったかは、実際に Twitterハッシュタグ #FUJIFILM生誕祭 を見に行ってもらったほうが雰囲気がつかめると思います。眼福でしかなかったです。

普段ハッシュタグに関するツイートはあまりしないのですが、とっても心が動いていた僕は思わずこんなツイートをしてしまっていました。永遠て。笑

その人にとってのFUJIFILMとは何か、どこが好きか、感謝の気持ち、思い出…。そんなFUJIFILMが大好きな人たちの、穏やかで優しい、愛情に溢れたお写真と文章が、ハッシュタグに集約されていた気がしました。

個人的に驚きだったのが、ハッシュタグ内の投稿ほぼ全てがポジティブな内容だったということでした。物理的に一緒にいないオンライン上のFUJIFILMラバーズが、一体となってFUJIFILMさんの生誕を祝っているような感覚を覚えました。

③FUJIFILMが大好きな人たちと知り合えて楽しかった

ハッシュタグの素敵なお写真と文章を眺めているなかで、FUJIFILMを使っている方々と知り合うことができたり、よく目にするお写真を撮られている方がFUJIFILMを使っていることをそこで初めて知ったり、という経験をさせていただくことができました。

FUJIFILM歴が浅い人間としては、個人的にFUJIFILMを使っている方々ともっとお知り合いになっていきたいという想いがあったので、とてもありがたい機会だったなと思います。

FUJIFILMが大好きな方々の勝手な印象ですが、FUJIFILMへの愛情を熱く語るのは好き、来る者は拒まない、ただ強要はしないという、穏やかで優しい方が多い気がしています。歴が浅い人間も暖かく迎えてくれるような懐の深さを感じます。

なのでFUJIFILMを検討されている方、安心してFUJIFILMの世界に踏み込んで大丈夫ですよw

FUJIFILMという共通項で、オフラインで会えなくともオンラインでも、お写真と文章を通じてお互いの好きを共有して繋がり、親しみを持てるようになるということは本当に素敵なことだなと思いましたし、好きという感情や情熱のエネルギーの凄さを感じました。

おわりに:人を惹き付けてやまないFUJIFILM

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FUJIFILM生誕祭は、FUJIFILMラバーズの方々の愛情をとても感じた一日でした。そんな穏やかな時間が流れる中に、自分という身を置けたのはとても嬉しく思います。

こんな素敵なイベントを企画してくださった平岡さんと古性さんには感謝感謝です。本当にありがとうございました。来年もしフォトウォークができる形で開催できるようになったら、僕は千葉住みなので千葉でも開催してみたいな。

最後に。FUJIFILM生誕祭を過ごしてみて、FUJIFILMがなぜこれだけ愛されるのか、人を惹き付けてやまないのか、これからもっと調べたり考えていきたいなと思いました。深いテーマではあるんですけれども。

FUJIFILM歴2ヶ月の現時点の自分としては、撮影の過程と結果、両方とも楽しめるカメラだからかなと思ってます。

フィルムシュミレーションをはじめとしたFUJIFILMの記憶色と呼ばれる色作り。 物理ダイヤルや APS-C センサーといったコンパクトな機体が生み出す機動性。 フィルムカメラを彷彿とさせるクラシカルな外観。

その一つ一つの要素がどれも愛おしくて、人々の心をつかんで離さないんじゃないかなと、現時点の自分としては思います。

もっと調べて考えて、好きになったFUJIFILMのことを深く知っていきたいと思います。

改めてFUJIFILMさん、生誕おめでとう!

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