見出し画像

彼氏いない歴=年齢だった私が結婚したきっかけ

昨年の11月で結婚して10年を迎えました。

正直、20代前半の頃の私は、自分が結婚するとは微塵も思っていなかったので、何だか不思議な気持ちでもあります。

今日はバレンタインということで。

そんな夫とのエピソードを書いていこうと思います。


夫とは、職場の上司の紹介で出会いました。

私自身、タイトルにもあるように、彼氏いない歴と年齢が同じだったため、とにかく男慣れしていませんでした。

知っている男といえば、2歳年下の弟だけ。
しかも、生意気で口が悪い、典型的なヤンキータイプの弟です。
(現在は漁師として働いてます)

紹介してくれた職場の上司とは仲良かったの?と思われるじゃないですか。

まさかの、全く言葉を交わしたことがない上司でした
いや、全くと言うと語弊があるな・・・。
挨拶はしてました。社会人として。

ですが、それ以外の繋がりはほぼゼロ。

ではなぜ、紹介という話に至ったのか。
それは、職場にいたパートさんのおかげでした。
そのパートさんと仲が良かった私は、よく「彼氏がいない」話題(というか心配)を休憩時間にしてたんです。

それを偶然聞いていた上司が一言。

「俺の友達で彼女募集してるヤツがいるんだけど、どうですか?」

これが全てのきっかけとなりました。

正直言うと、その当時私は24歳で、なかば諦めてたんですよね。彼氏というものを。

私の写真を撮って送りたいと言われたときは、・・・え?('_')となりましたが。なにせ職場です。すっぴん、頭はボサボサ、ダサすぎる制服というトリプルパンチ

どうにでもなれ、という気持ちで写真を撮られた私の表情は、きっとひきつっていたことと思います。

最初は上司が同席する予定でしたが、知らない男性2人と食事というのが、私にはハードル高すぎまして。

結果、初対面の男女2人っきりでの食事となりました。

顔はタイプではないし、当たり前に喋ったことはありません。

会う前に交わしたメールのやり取りは、業務連絡か?と言うくらいそっけないものだったので、もはや何の期待もしていなかったんです。

ですが、会った瞬間、私はなぜかこう思いました。

「私、この人と結婚するな」と。

何でかは分かりません。別に電気が走ったわけでもないです。
ただ漠然とそう思いました。

初対面デートが終わるころ、夫から
「よく喋るね」と言われ、「あ・・・終わったな」となったの、今でも思い出します(笑)

ちなみに夫は、誉め言葉として言った言葉だそうです。
言い方に気を使えないのは、今でも変わりません('◇')ゞ

そこから1年半経て、結婚となりました。

いい夫と出会えたと、本当に感謝しています。
口喧嘩もたくさんするけれど、いっつも翌日にはお互い反省して相手の好きなお菓子を買ってくる(笑)
私にとっては、世界一イケメンだし、世界一素敵な男性だと思ってます。

・・・ずっと一緒が好きな人だから、たまには1人で遊びに行ってほしいけども(._.)

夫の家系の男性は、優先順位のトップがいつも妻なのです。


家は子供がいませんが、夫が私を好きすぎるらしいのです。
奥さんとずーーーーっと一緒、奥さんとどこでも一緒、奥さんと・・・という家系なのです。


さて。ここからは、これから結婚式をする方にも参考になるかなぁと思って、自分たちが無茶ぶりした結婚式の概要を載せます(笑)


結婚式で変えたこと


①讃美歌は歌わない

結婚式が始まると、必ずと言っていいほど歌う讃美歌。
プランナーさんに「あれ、無くしてもいいですか?」と言った時の困惑顔、これを発端に、いろいろ無茶ぶりを要求してしまいました。
本当に、申し訳なかった・・・。
後悔はしてませんが(笑)


②教会の入場曲を『美女と野獣』に変更した

讃美歌の代わりに、聖歌隊の皆さんに歌って演奏もして頂きました。
代表の方が、結婚式の打ち合わせに初めて呼ばれたと言っていたので、初体験をさせてしまいました。
楽譜をこちらで用意して、ピアノ演奏、歌唱ともに練習してもらって。
本当に感謝です。


③カメラマンを雇わない

結婚式に普通はいるカメラマンさん。
私はお断りしました。
なぜなら、超有能なハイスペックすぎる友人がいたからです。
彼女は自らカメラマンをしたい、と申し出てくれて、二次会までの間に、動画編集してDVDにするという凄技をやってのけました。
彼女無しでは、私の結婚式は成立しなかった。
ありがと~~~(>_<)


④ケーキ入刀をしない

こちらも絶対プラン内であるであろう、ケーキ入刀。
ケーキ入刀って、あのおっきくて真っ白なケーキが主流なんですよね。
来てくださった方への感謝がテーマの結婚式だったので、まず大きなケーキをやめました。
その代わり、チョコレートケーキ、ショートケーキ、チーズケーキ、モンブランの4種のケーキを用意してもらいました。
みんなが選べるようにしたこの方法は後で感謝されましたね。


⑤ファーストバイトは私が食べた

ファーストバイト用に別のケーキを用意してもらい、それを夫が私に食べさせました。
普通は逆です
ですが、私のキャラを知っていた友人や家族たちは、爆笑しながら写真を撮ってくれたし、すごくいい思い出になりました。
着飾った花嫁の口がケーキまみれになりましたが。


⑥ブーケトスをやめた

未婚の女性を引っ張りだして、「結婚っていいよ♪私に続いてね♪」ってやるのが嫌でした。
まず1番に、結婚することが人生の幸せというわけではないし、友人の中には、高校時代から生涯独身を宣言している子もいたので、いらないなぁと思ってやめました。
その代わりやったのは、餅投げならぬ菓子投げ(笑)
2階のバルコニーから、みんなに向けてお菓子を投げまくるという謎イベントになりましたが、みんなすごい喜んでくれてた(笑)
特にご年配の方と子供のやる気がすごかった('◇')ゞ


⑦親への手紙は夫も読んだ

普通は嫁ぐ側の私だけが読むんですが、私たち夫婦はどちらも片親でした。
夫婦の向かいに立ったのは、それぞれの母親。
当たり前に私は号泣しながら読みましたが(笑)、夫もきちんと感謝を伝えられる機会ができてよかったと言ってました。


⑧料理に和食を入れた

結婚式のメニューといえばステーキやムニエルなど、洋食が基本。
ですが、ご年配の方が多く出席する式だったので、和食を入れることはできるか相談しました。
結果、お刺身や茶わん蒸しなど、挙式前のはがきで事前に選べる形式を採用してくださいました。


当時担当して頂いたプランナーさんからは、式が終わった後にこう言われました。

「今までやったことのない結婚式ができました。ありがとうございました。もしよろしければこのプランをこちらの式場に組み込んでもよろしいでしょうか?」

こんなに嬉しいことはなかったです。
これだけの無茶ぶりをしたのに、きちんと応えていただいて、しかもお礼まで。
素晴らしい式場とプランナーさんに出会えた、最高の結婚式ができたと思ってます。


長くなりましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
これから結婚式をする人にとって、少しでも参考になれば幸いです。


この記事が参加している募集

#結婚式の思い出

1,446件

サポートよろしくお願いします!頂いたサポートは保護猫のために使わせていただきます☺️