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コロナがもし地球の風邪症状のようなものだったとしたら

変異種の拡大により世界的な流行の波が4度目に突入した。みなさんご無事ですか?ちょっと今回の記事はいつもと色が違います。コロナについてです。ご不快に思われる方もいる可能性がありますので、ご注意ください。

今なお世界最悪の状況を更新中

世界的に第四波と言われているコロナの感染状況は世界累計で1.5億人を突破した。この数字は世界人口78億人のうち、約2%弱が感染している計算になる。特にインドの感染爆発は非常に深刻だ。すでに死者数はメキシコを一気に追い越し、世界3位まで増加してしまった。

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※ロイター COVID-19 TRACKERより引用

昨年の2月頃にCOVID-19のウイルスが登場したときは、ここまで世界的な流行になることも、1年以上感染問題が長引くことも予想していなかった人が大多数ではないだろうか。
まさか、2年連続ステイホームのGWになるとは、小池百合子都知事も予想していなかっただろう。「桜はまた来年も咲きます」という訴えには当時心を打たれたものだが、今年も桜が咲いても見に行けない事態になるとは。

コロナは人類の叡智を結集してもそう簡単には駆逐できない、非常にしぶとい人類の敵である。正直、そろそろコロナと戦うことに世界のみんなが疲れてきている感覚を感じる。

そこで、私はかなり奇抜な妄想をしてみた。

「地球が人類を害悪だとみなし、拒絶作用が働いた結果発生したウイルスがコロナなんじゃないか」

と言う妄想だ。

人間も風邪だとか、バイキンが体に増えてくると体の通常の免疫力だけだと排除できなくなって高熱を出しウイルスを殲滅する。
地球がもし人間のような生命体だった場合、ウイルス(人間)を殲滅しようとコロナウイルスを地球上に発生させたのではないか、と言う仮説だ。

この仮説に基づいて軽く調べてみた。近年よく話題にされるSDGsに則って、地球環境に悪影響とされる要因と、その悪影響を看過してしまっている国はどこか、ということだ。

SDGsはすごくたくさんの課題があるのだが、抜粋して「二酸化炭素排出量」と「牛肉使用量」を見てみると少し面白いことがわかった。

二酸化炭素排出量とコロナ感染者数との関係性

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二酸化炭素の排出は地球温暖化に甚大な影響を及ぼしていることは、長年メディアが報道していることもあり、すでに一般化した知識だろう。この二酸化炭素の排出量が多い国をランキング順にすると以下の通りになる。
なお、国の後につける(○位)はコロナの感染者数ランキングだ。

・二酸化炭素排出量ランキング ※外務省HP参照
1位:中国(95位)
2位:アメリカ(1位)
3位:インド(2位)
4位:ロシア(6位)
5位:日本(38位)

このランキング、日本以外の国はコロナによる被害が大きい国だ。
中国はコロナウイルス発祥の地、感染者数が少ないのは全然信用できない。
アメリカは感染対策がうまくいかず経済力を含め多大な被害を受けた。
インドは先ほど取り上げた通り。ロシアは実は感染者が世界6位である。

牛肉生産量・消費量とコロナ感染者数との関係性

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牛肉?と思う方もいるかもしれない。まず、牛肉の生産量と消費量は世界的に右肩上がりである。牛肉、美味しいものね。

問題なのが、食用の牛肉を大量に畜産せねばならない点だ。実は、牛は食べ物を消化する過程で「ゲップ」をたくさんする動物なのだが、この「ゲップ」に含まれるメタンガスが地球温暖化に多大な影響を及ぼしていることが学術的に証明されている。
現在排出されている温室効果ガスのうち、畜産によるものが14%とされており、この14%の中で牛のメタンガスが占める割合がなんと65%にものぼる。最近ヴィーガンなどが流行っているのも、牛肉などの畜産肉を食べないことで地球環境を守ろうとする側面があるのだ。

さて、この牛肉の生産量と消費量ランキングを見てみた。
国の後ろについている(○位)はコロナの感染者数ランキングだ。

・牛肉生産量ランキング ※NOCS!参照(米農務省の資料が元データ)
1位:アメリカ(1位)
2位:ブラジル(3位)
3位:EU(全体的に上位)
4位:中国(95位)
5位:インド(2位)
・牛肉消費量ランキング ※NOCS!参照(米農務省の資料が元データ)
1位:アメリカ(1位)
2位:中国(95位)
3位:ブラジル(3位)
4位:EU(全体的に上位)
5位:インド(2位)

なんと生産量・消費量ともにランクインした国が変わらない。自国で食べるために生産していると言っても過言ではない。

また見てわかる通り、中国を除いてどの国もコロナ感染者数が非常に多い国である。

コロナが収まる時

本当は、海洋汚染についても調べたいところなのだがちょっと私生活が忙しくなってきたので、変な妄想はここまでにしたいと思う。

あくまでも妄想の範疇を超えない仮説ではあるが、もしコロナが地球にとっての防衛本能だったとしたら、地球に害をなしている人がある程度減少しない限り収まらないのではないか。そんな不安が頭をよぎる。

実際ワクチン接種が積極的に進んでいるにもかかわらず、今の時点が世界で最も感染者数が多い。インドでは非常に感染力の強い変異株が発見されてもいる。

こんなに早く多くの変異株が登場する中で、全ての変異株に効くワクチンなんてあるのだろうか、対応するための開発スピードは間に合うのだろうか。

自然にソーシャルディスタンスができるくらいまで人口が減少しなければコロナを抑え込めないとしたら…そう考えると非常に恐ろしいことだ。

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