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クイックリフトでぴょこぴょこ跳ねる走りになる?

メリークリスマスイヴ。
いかがお過ごしでしょうか?
アスリートや運動指導者であれば、特に何も関係ないという人は少なくないことと思いますが、何はともあれ2022年も年の瀬です。
「年末はいつまでお仕事ですか?」とお客様にお聴きするのは毎年恒例行事ですが、逆に「前田さんはいつまでお仕事ですか?」とお聴き頂くのも恒例。
今年の返答は「大晦日まで合宿しています」です。

スプリント×クイックリフト×食事合宿

今回の合宿はスプリント×クイックリフト×食事というテーマで企画しておりまして、1度で3度美味しく仕上がっております。
(※受け付けは終了しておりますので悪しからずご了承ください)

今回も「挙活」で大人気の山城聖也トレーナーとのコラボ企画です。


今回は実際に山城トレーナーのクイックリフトのレクチャーを受けて頂いた後に、前田によるスプリントのレクチャーを受けて頂くという流れになっています。
この流れには意味がありますがそれは後述します。

そしてせっかく時間があるので身体創りにおいて最も大切な食事のことも織り交ぜようということで、管理栄養士の佐藤加織さんを招聘しレクチャーし頂く運びとなっています。
管理栄養士の佐藤さんには、スプリンター向けの記事も2つ書いて頂いておりますので、是非以下よりご参考になさってください。
以下の記事に関しましては私も一部監修しましたので、理想的な食事ということも書いて頂きましたが、「試合会場あるある」を織り交ぜたある種の妥協策まで言及して頂きました
ここまで現実的な記事はあまり見たことがないので大いに参考になるかと思います。


何の為にクイックリフトを取り入れるのか?

さて、食事のことは一旦脇に置きまして、本題のクイックリフトとスプリントに関する考察を進めて参りましょう。

クイックリフトは、例えば爆発的な力発揮を学習するとか臀筋群が積極的に使われるという点では非常に有益なのですが、それが走りに活きていなければ何をやっているのか分かったものではありません。
ですから今回の合宿ではガッツリコラボをして、スプリンターにとって本当に意義のあるレクチャーにしたいと考えています。
ただ、ご参加頂けない方の方が圧倒的に多いので、今回の記事では合宿で取り入れる「考え方」をお伝えできればと思います。

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ウエイトリフター兼パーソナルトレーナーの山城と100m10秒56のベストタイムを持つパーソナルトレーナー前田によるスプリントとクイックリフトの関係性に関する考えをまとめた記事になります!

クリーンやスナッチの指導(#挙活)でお馴染みのウエイトリフター山城聖也と、100m10秒56のベストタイムを持つパーソナルトレーナー前田に…

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