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介護は好き!でも職場は、、、な人

かいスぺ(オンラインコミュニティ)で

特養(施設)の介護を考える!座談会☆
【特養を改善!失敗の中から見つけた枠を広げられたコト】


を開催しました。

横浜と三重県の特養でお勤めの二人。

それぞれの立場や方法で、
かつては「いいケア」をしていたとは言い難い特養を
改善してきたという話を聞いていましたので、

ぜひお二人に、それぞれの言葉で語ってもらえれば、
現場でモヤモヤしている介護職や、管理者などにも有益だと思ったからです。

それに、ぼく自身もどんな改善方法があるのか知りたかった!

ぼくは有料老人ホームの現場管理をしていたことがあったので、
チームの作り方や組織の組み立て、
職員への働きかけの方法など、色々関心があります。


そして語っていただきました。


あ、、、そういうことか!!

ぼくは気づいた!

組織やチーム、現場を変えようとするんじゃない
お年寄りを変えようとするんだ!



・現場が良くない。
・リーダーがダメだ。
・介護は好きなのに、施設は嫌いだ。

こんな声を聞くことも多い業界です、、、


なので、ついつい

・組織を何とかしよう。
・業務フローを調整しよう。
・シフトを上手く調整しよう。

など、「業務」をどうにかしようという視点で
変えようとしがち。


しかし二人の事例は違っていた。

お年寄り自身、や置かれている状況に違和感を感じた


出発点が違っている。

職員をどうにかしよう!
では、なかった。



苦悶の表情でなくなってしまった人を見たこと

救えたはずの人だったのに、何もできなくて悔しかったこと


お二人それぞれの悔しい想い。

どうにかしたい気持ち。


それは、目の前のお年寄りをより良くしたい!

お年寄りを変えたい!!



少しでも良くなって欲しい
自由に過ごして欲しい

アプローチは違うけど、お年寄りに向き合っているのは同じ


現場や組織、仕組みを変えようとするのではなく、
お年寄りを変えようとすること


もちろん、良い方向に!

この熱量が現場を「結果として」変える。


介護は何のための仕事か?

お年寄りのため!!


そう!順番を間違えてはいけないんだ!!


大変な現場は多いと思います。

大変は、「大きく変わる」と書きます。


大変な現場は、大きく変わるタイミングなのかもしれません。


お年寄りのため。

そのためにどうするのか。

目的を間違えず、目標をみんなで合わせて、
具体的に、ムリのない方法で、着実に、

地道に実行していくしかないんでしょうね。


反発にあうこともあるでしょう。

それに立ち向かう覚悟もいると思います。


簡単なことではないのは、自分も身に染みて体験しています。

なので偉そうなことも言えませんが、
お年寄りのため、自分が煙たがられる覚悟は必要かもしれません。


お二人の事例で学びました。


しかし今現在も、
大変な現場で苦しんでいる人もいるでしょう。


仲間やリーダーに恵まれず、
どうにもできない、、、

そんな人もいるでしょう。

どうか、無理しないで欲しいとも思います。


「介護は」好きなのに、「職場は」嫌いだ。


この言葉を聞くのは辛いです。


こんな言葉を聞かなくていいように、
残念な職場がなくなるように。。。

自分にできることも微力過ぎますが、
「なにかしたい」という想いではいます。


少し、そのための仕事をさせてもらえるかもしれません。

自分としても成功体験を増やして、
いい現場を作ることに貢献できたらと考えています。



とにもかくにも、、、

辛い人は無理すんなよ~~!!

自分が幸せで穏やかでないと、疲れてしまう。

どうか自分のことも大切にして欲しいです。

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