数字でみる介護事情、1
106本目♬
色々と介護に関する事情を、数字で観てみる企画!!
1、高齢者の数に関するもの
(2020年10月1日現在)
■日本の総人口 1億2,571万人
■65歳以上人口 3,619万人
・総人口に占める割合(高齢化率)28.8% 増加中
・男性は1,574万人、女性は2,045万人
男性対女性の比、約3対4
◇65~74歳人口 1,747万人(男性835万人、女性912万人)
総人口に占める割合は13.9%
◇75歳以上人口 1,872万人(男性739万人、女性1,134万人)
総人口に占める割合は14.9%
■今後の高齢者の人口推移
・65歳以上人口は、2032年に3,935万人でピークとなり、
以後減少するが、高齢化率は上昇する(子供が減るから)
2036年 33・3%(3人に1人)
2065年 38・4%(2・6人に1人)お年寄りが大半の世界、、、
・75歳以上人口は、2054年まで上昇する見込み。
■生産年齢(15~64歳)人口 7,449万人(2020年10月1日現在)
総人口の59.3% 減少中、、、
■1人の65歳以上に対しての現役世代(15~64歳の者)の比率
・1950年 1対12.1
・2015年 1対2.3
・2065年 1対1.3
高齢者を支える層の人口が減少中。。
国が介護現場の生産性を上げる、とか科学的介護を言い出すのも
理解はできます。人が足りないことが明白なので、、、
■平均寿命
2016年 男性80.98歳 女性87.14歳
■健康寿命(健康でいられる年齢の全国平均)
2016年 男性72.14歳 女性74.79歳
この年齢以降は、何かしら医療や介護などが必要になるということ。
10年近くは、そのような状態にあるので、
高齢者の社会保障費が高くなるのでしょうね。
※年間の社会保障費120兆円
うち高齢者関連(医療、介護など)80兆円
桁が多すぎてピンとこない、、、
■介護が必要な人の割合
・65~74歳
要支援の認定を受けた人 1.4% 要介護の認定を受けた人 2.9%
・75歳以上
要支援の認定を受けた人 8.8% 要介護の認定を受けた人 23.0%
もっと多いような気がしてました。
75歳以上で介護が必要な認定を受けていない人が、
7割近くもいるということになります。
元気なシニアも多いんですね。
その方々に無理のない範囲で社会的な役割があれば、
介護予防にもなり、社会のためにもなるのかもですね。
■65歳以上の世帯について 2019年
・全世帯の中で、65歳以上の人がいる世帯の割合
49・4%
・65歳以上世帯の中の「一人暮らし」世帯の割合
28・8%
・65歳以上世帯の中の「夫婦のみ」世帯の割合
32・3%
一人暮らし世帯が増えているようですね。
一人が好きな人もいると思いますが、
孤独で孤立して、困ったときに困ってしまわないように、
周りとのつながりを作っておくことも必要かもしれませんね。
改めて数字で観てみるのも面白いです♬
事実を知れるから。
また、色んな数字を見ていこうと思います~★☆
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