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登校拒否してるのに放課後に友達と遊ぶのってあり?【断然あり】

登校拒否をきっかけに息子の発達障害が発覚。
ASD(自閉症スペクトラム)子育て中のマエリンです。

子どもが学校に行きたくないと欠席したり、遅刻や早退を繰り返したりしている時って、
・休んだ日に友達と遊ぶのってどうなんだろう?
・放課後に遊んでたら「ズル休み」って言われない?
・やっぱり放課後は家にいた方がいいのかな? 
など
いろいろ気になりませんか?


息子がバリバリ登校拒否中の時、「放課後に友達と公園で遊んでいい?」と聞かれて、私は「えぇー?学校休んだのに?たしかに病欠じゃないけど…」と最初はちょっと躊躇しました。

せっかく外に出る気になってるんだし、「いいよ!遊んでおいで!」と送り出したのですが、まぁ何やかんや考えますよね…。


今回の記事では、登校拒否中の放課後の過ごし方について、
・我が家の考え方
・一緒に遊んだ友達の反応
・放課後に友達と遊んでよかったこと
 など
あくまで我が家の場合ですが、こんな感じでしたよーという内容をまとめてみました。


登校拒否してるのに放課後に友達と遊ぶのってあり?

全然「あり」だと思います。
だって本人が遊びたいと思っているんだから、遊ばせてあげたいじゃないですか。

学校に行っていたら2時間目の休み時間とか昼休みとか友達と遊べるのに、ずっと家に私と2人きりでかわいそうでしたよ。
(いや、それなりに快適には過ごしてた)

たまに公園にサッカーをしに行ったりしてましたけど、私と遊ぶのと、友達と遊ぶのでは全然違うんですよね。

「ママ以外とも遊びたい」と息子に言われた時は、渾身の「そうだよね!!」が出ました。


誰と遊ぶの?

近所の公園で同じ学年の子と遊んでました。
特に約束はしていなくても、16時ごろ公園に行けば誰かはいるだろうなって感じで、いつも4〜5人同じ顔ぶれがそろいます。

うちの中で遊ぶということは、ほとんどしていませんでした。
家を行ったり来たりするのは、ママさんの連絡先を知っている幼稚園時代からのお友達が1人だけ。


うちから公園までは大きな通りを渡らないといけなかったので、公園で遊ぶ時は私も付き添いました。

付き添うといっても、息子と一緒なのは行き帰りだけです。
公園で友達と遊ぶ時は、あまり干渉しないように心がけていました。
子どもたちの世界観がありますからね。


一緒に連れて行った下の子と遊ぶか、ベンチに座って見守るかっていう感じでした。


変なこと言われない?

最初は、
「何で学校に来ないの?」
と聞かれました。

息子が「先生が怖いからだよ」と正直に答えるので、(おいおいそこはもうちょっとオブラートに包もうよ…と思いながら、)
「学校にまだ慣れていなくてね。みんなにとってへっちゃらなことが、息子にはつらく感じるみたい」
と補足しました。

息子の登校拒否は、連帯責任と給食の完食指導がきっかけです。


友達「学校には来ないのに公園には来れるの?」
息子「…」
いろいろ友達から質問されて、息子が答えられなかった時は、私に聞きにくる子もいました。

友達「ねぇ、なんで学校には来ないのに公園には来れるの?」
私「病気で休んだわけじゃないからだよ」
友達「それってズル休みじゃないの?」
私「違うよ。学校に行くのがつらいんだよ。本当はみんなと学校でも遊びたいんだけどね」
友達「ふーん」
私「だから、みんなと遊びたくて公園に来てるの」


直球で質問されることが多く、グサグサ心に刺さることもありますが、なるべくみんなの知りたい気持ちには答えるようにしていました。

気になることを聞き終わると、そのうち誰も私に質問してこなくなりました。


何の遊びするの?

公園での遊びは、鬼ごっこ、サッカー、ドッヂボールなどをしています。

公園には滑り台、ブランコ、鉄棒などの遊具もありますが、たいてい広場で何かしている。

息子も自分のボールを持ってって、みんなで使っていました。


友達と遊んでよかったこと

私は息子が公園で友達と遊ぶようになって本当によかったなーと思うことが2つあります。

まずは体力面。
他の子は、登校したり、休み時間に校庭で遊んだり、下校したりと体を動かす場面がいくつもあります。

しかし、息子はあえて運動を意識しないと家にこもりきり。

息子は足が遅くなることが嫌だったようで、マンションの外階段を昇り降りは1日1回するようにしていました。

でも、鬼ごっこをしている姿を見るとあきらかに息子だけ疲れてる…。
日頃の運動量が違うんですよね。

公園まで歩いたり、鬼ごっこで思い切り走ったり、遊びの中で体を動かせたのはよかったと思います。


次に学校に興味を持ったこと。
「お前が学校来れたら、休み時間に鬼ごっこしようぜ」なんて声をかけてくれる友達もいて、昼休みにみんなで鬼ごっこしたいなーと息子は思うようになりました。

息子「昼休みだけ行くと、誰かに迷惑がかかる?」
私「息子くんの小学校だから、行きたい時に行けばいいんだよ。誰にも迷惑じゃない」

公園で友達と遊んだことがいい刺激になったようです。

友達関係のトラブルが原因で登校拒否してる場合は強くはすすめられないけど、息子の場合は友達と遊ぶのが楽しくて「昼休みだけ行こうかな」と気持ちが動きました。


まとめ

登校拒否の理由は人それぞれなので一概には言えませんが、本人が友達と遊びたいという気持ちがあるのなら放課後に遊ぶ機会があってもいいんじゃないかなと思います。

だけど、理解してもらえず冷たい声をかけられたり、「ズル休み」呼ばわりされる可能性は大いにあります。

実際うちがそうだったように、直球で聞いてくる子や無神経な子はいますから、メンタルが落ち込み気味の時は注意が必要です。


登校拒否しているからといって、外出しては行けないなんて決まりはないし、引きこもる必要もありません。

自分の意思で引きこもりたい時はありますけどね。
平日の昼間に息子を誘って断られたことは何度もあります。

だからこそ、息子から「放課後に友達と公園で遊んでいい?」と聞かれた時は、遊ばせてあげたい!と思いました。

周りの目とかいろいろ気になることもありますが、「登校拒否してるのに放課後に友達と遊ぶのってあり?」と聞かれたら、「断然あり!」と答えます。


息子が登校拒否を始めたのは小学1年生の5月でした。
入学式から約1ヶ月。
周りの子は楽しそうに登校しているのに、息子は玄関先で「行きたくない」と泣いていて、かなりショックでした。
怒りや悲しみでグチャグチャだった私の感情を整理しました↓↓


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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