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16歳。初めて単身アメリカへ。~学び編 Part.2~

さて、今日は学び編の後半。「16歳」と題してこのシリーズを書いていますが、今の私は37歳(!)。それはまぁ置いておいて、あれから20年以上経った今、思い起こすと「あのとき、アメリカに行って良かったなぁ」と感じる場面が何度もありました。

あの1ヶ月半が私にもたらしたもの。

↑こう書くと、大げさですね。では早速。
①自分の意見を持つようになった。
②違う視点から物事を考えるようになった。
③表情が豊かになった。(特に外国で!)

それぞれ、もう少し詳しく書いてみます。

①自分の意見を持つようになった。

「私はこう思う!」「それ、間違っていると思う」などアメリカ人に限らず、年齢に限らず、外国人たちが意見を言い合うのをよく耳にしました。もちろん、私にもそれは向けられました。でも、「どうでもいい」が口癖だった私にとって、簡単なようで難しいやり取りでした。そこから広がる会話を聞きながら「あぁ、自分の意見を伝えるのって、コミュニケーションの第一歩なんだな」と思えるように。そう思えたことで、物事を知ることの大切さや、事実をもとに「私はどう思うのか?」を考えるようになりました。

②違う視点から物事を考えるようになった。

これは、①にも通ずるところがあります。人にはいろんなバックグラウンドがあることを知った私。同じ日本人と話すときも「この人はどんな状況にいるのか?」「なんでこんな話をするのか?」特に意見がぶつかった時などに、落ち着いて考えるきっかけになりました。もともとはカッときやすかった性格が、少し大人に成長したような。良い・悪い・好き・嫌いで簡単に分けられる問題ばかりじゃない、と早い段階で知れたのはすごくいい勉強でした。

③表情が豊かになった。(特に外国で!)

これね、今でも海外旅行に行くときは自然にできます(笑)。というのも、16歳の私は困ったことがあるとき、苦笑いの表情で人に話しかけてたんです。この感じ、わかります?遠慮というか申し訳なさというか。そしたらアメリカ人の友達に「なんで困ってるのに笑ってるの?どういう感情かよくわかんない」って言われたんですよね。確かに向こうから見たら、私は言葉も満足に話せない外国人。一番最初に飛び込んでくる表情が曖昧だったら助けようがないんですね。私がどうしようか考えていると、「困った顔して、I need help!って言って。ちゃんと助けるから!」と言ってくれました。やっさし~。これ以後、外国に行ったら、(そんなに困ってなくても)人に尋ねるときは困り顔するし、(そんなに怒ってなくても)不満顔を全面に出すようにしています。

~学び編~ まとめ

いかがでしたでしょうか?16歳当時は目の前で起きる出来事をそのまま受け止めてびっくりしたり影響を受けたりしていましたが、その後の生活では何かが起きた上で「どう考えるか?」という思考の面で活かされてきたなぁと感じます。

「視野を広く!」などは良く言われる言葉ですが、実体験があるかないかでそれに反応できるスピードは変わってくるはず。短期間の留学でも「何も感じなかった」ということは無いはずなので、どんどん世界に出て行って、見える世界を広げてほしいな。

次回は、短期留学で英語力がどの程度変わったか、その辺を書いてみようと思います。


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