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それって本当にやりたかったこと?

こんにちは、ガーベラです。
私は話し下手で、伝えたいことがうまく言葉にできない性格です。

ですが、文章に書き出すと心の底の考えや思いをスラスラと表すことができることに気づき、WEBライターの勉強をし、今では人様が書いた記事の添削ができる立場となりました。

でも、
「本当にやりたかったことなのか」
「自分に合った仕事なのか」
必死に学んできた時には感じなかった違和感に、立ち止まってしまったのです。

文章を書くことが、やりたかったことなのか?

ブログを立ち上げている方は、ご自身の経験や資格などに特化した内容だったり、日々のトレンドに沿った内容を、自分なりの表現で書かれているかと思います。

ですが、私が文章を学んだコミュニティでは、自分が書きたいと思うキーワードを選び、作成されたタイトルと構成に沿って書かなければなりません。

本来ライター初心者であれば、クラウドソーシングサイトなどで自力で仕事を取らなければなかなか仕事にありつけないものなので、とても恵まれた仕組みです。

とはいえ、自分で選んだキーワードではあるものの、実際に渡されたタイトル・構成を見ると、自分が想像していたものと若干ニュアンスが異なることも。

そうなると、自力では何も書けずにネットで調べて書くしかありません。

得意分野だとまだ書きやすい一面もあるのですが、苦手分野の場合は参考記事の内容に頼るしかなく、コピペ記事にならないように苦戦しました。

「これがやりたかったこと?」

「学ばなければ」という思いと
「何かが違う」という違和感がいつも心のどこかにありました。

これは私に合ってる仕事なのか…⁈

学びの中では「文章の型」に沿って書き、記事を読む人の「検索意図」を読み取ることにも苦戦しました。

「ただ文章が上手くなって、ライターとして仕事をしたい」
はじめはそう思っていたのですが、人生の経験の中で知らない分野が山ほどあることを悟り、たくさんの知識を頭に詰め込み、記事を書き上げる日々。

次第に、苦手なテーマを避けるようになり
「やりがい」や「楽しい」という気持ちは、薄れていきました。

そして添削をする立場になった今、
「顔も知らない相手が一生懸命書いた記事を、自分には添削するほどの能力もなければ資格もない!」
そう思うようになってしまったのです。

私が本当にやりたかったこととは…?

私が本当にやりたかったことって、何なんだろう…?

昔はパソコンやスマホもないので、文通で友達を作るなど、基本的に文章を書くことは好きでした。

でも、仕事としてやりたかったこととは違うんですね。

幼い頃から好きだったことは何なのか、振り返ってみると
・お絵描き
・楽器の演奏
・踊ること
・歌うこと

ですが、実際に私がやってきた仕事は
・美容師見習い(途中で挫折)
・子供服売り場担当
・スーパーの食品レジ
・全国の物産展での食品販売
・デパート専門の派遣による食品販売

この中で、実際にストレスなくできたことは
「食品レジ」
のみ。

経験した仕事を見ると、私の性格を考えると明らかに向いているはずがない仕事ばかりをしてきたのです。

やりたかったことを書き出してみると、
芸術系のことだったんだと改めて気づきました。

当時の私はやりたいことが見極められず、平々凡々な人生を選択してきたということです。


「周りにいじめられていた」
「内気でうまく話せなかった」
「周りに流されるばかりで自分の意思がなかった」

今となっては言い訳にしかすぎないですよね。

今からあらためて、自分がやりたいことを仕事にするのは難しく、趣味でしか終えることはできないでしょう。

でも、たまにテレビで好きな楽器を演奏している場面を目にすると、

「なぜあの時、やりたいことがわからなかったのか」
「なぜもっと前向きな気持ちになれなかったのか」

という思いが湧きあがります。

まとめ:結論

「やりたいこと」や「やりたかったこと」を仕事にしている人って、意外に少ないのではないかと思います。

でも
「やりたいこと」と「好きなこと」
これは微妙に違うんですよね。

「文章を書くのが好きだったはずなのに、やりたい仕事ではなかった。」
これが私の結論です。

でもこのnoteのように、文章の型に捉われず思ったことを綴っていけるのであれば、もしかしたらこれから発信していくことを
「やりたいこと」
として続けていけるのかもしれない。
そんな気がしています。


今回もお読みいただき、ありがとうございました。


【最近困っていること】

最近困っているのが真夜中に走り回る猫。

昼間はとっても良い子♪


大人になればきっと落ち着くと信じていますが、さすがに寝不足気味です…。


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