30代バツイチ男がPairsで154いいねもらった記録
関西に来て1年ほど、ずっと通っている美容室の美容師兼代表の方と色んな話をするのですが、最近のホットトピックは彼がマッチングアプリを始めたという話題で、いつにも増して自分も熱心に話を聞いてしまいました。
実は自分自身、関西に来てから1度マッチングアプリをやってみたこともあったのですが、結果が出ずに撤退した過去がありました。
その際にわりと心に傷も負っていたのでしばらく出会いはいいかなぁとも考えていたのですが、その美容師さんに（もちろん本人にはその意思は全く無いけれど）完全に影響されて約1年ぶりにマッチングアプリに登録してみました。
これまでの反省を踏まえた改善が功を奏したか、はたまた単に時流に上手く乗れたか、タイトルにもある通り2022/09/23現在Pairsで154いいねを獲得することができ、1ヶ月で４人と会うことができました。あと１人とも約束済みなので合計５人と会うことができそうです。
外部サイトによると、いいね数で言えばおおよそ全男性会員の上位0.8％くらいのところにまで行くことができました。ちなみにバツイチであることも隠さずにオープンにしています。
自分は結構暇人なためマッチングアプリ系のYouTubeは一通り見てみたのですが、そこのテクニックを実践してみて役に立ったものとまったく逆効果だったものがあったため、そのあたりを自分なりの経験を踏まえつつ書いてみたいと思います。
-自分なりに勉強して改善してみてるけど全然うまくいかない
-自分好みの人に出会えない
-アプリに興味あるけど、利用者の生の声を聞いてみたい
このような方の参考になればいいなぁと思いながら、毎度のごとく設計図もなしにまとめてみたいと思います。
誰にでも当てはまるノウハウというよりは「自分は実際やってみたらこうでした」という研究報告のようなものであることは予めご了承ください。
アプリ課金は"１ヶ月契約"一択
アプリの使用はだいたいどれくらいの期間を考えていますか？
またはすでに課金をしている方は、どのくらいの課金をされたでしょうか。
結論Pairsに限らずですが、個人的には1ヶ月（単月）契約をおすすめしたいです。契約画面では脳死で一番安い単月契約を選んでください。
マッチングアプリは男性の場合毎月会費がかかるのですが、3ヶ月、6ヶ月、1年とまとめて会費を支払うことでお得にアプリを使用できる「○ヶ月お得パック」があるのが通常です。
アプリ側も「会員の方は平均3ヶ月利用しています！」とか「○ヶ月パックにすれば単月よりお得です！」などやたら単月契約を落とすような文句をわざわざ契約画面に載せていますが、それだけユーザーにとっては単月契約に旨味があるということの裏返しとも言えるかと思います。
単月契約が良い理由をまとめると、
・1ヶ月経つとアプリをやめたくなる
・アプリ登録直後数日間でおおよその勝敗が決まる
・1ヶ月をすぎると会員ステータスが下がる
みたいな感じです。詳しく説明します。
まずそもそもとしてマッチングアプリを1ヶ月もやってるとだいたい精神的に疲弊しきります。
知らない人と複数人同時並行でやりとりを続け、それぞれに配慮しながら会話をし続け、適宜プロフィールや写真を見直して、、なんてのを続けてるとだいたい10日から2週間くらいでかなりの疲労感が蓄積し、1ヶ月も経つととてもこれ以上続けようという気にはならない可能性が高いです。
また、マッチングアプリの性質上、登録後の数日間（Pairsの場合3日間）でだいたいの勝負が決まると言う点も押さえて置かなければなりません。
言い方を変えれば、登録直後以上のチャンスは3ヶ月やろうが6ヶ月やろうが巡ってきません。
これはアプリ側が登録直後のユーザーを検索画面などで目一杯アピールしてくれるため、異性からのいいねがめちゃくちゃ来やすい状態にしてくれることに起因しています。
さらに、登録ボーナスとして登録間もないユーザーには様々な有料機能が無料で使えることもあり、この登録後数日間のボーナスタイムをいかに有効に使えたかでマッチングアプリの勝負が決まってしまうくらいです。
最後が1ヶ月をすぎると会員ステータスが下がるという仕様です。具体的に言うと、プロフィール画面に表示されるいいね数が「1ヶ月のうちにもらったいいね数」という表示仕様なため、1ヶ月を過ぎてからはそれまで右肩上がりだったいいね数が減少していきます。
これは推測でしかないですが、あくまで個人の実感としていいね数の多さは異性がプロフィールを検索する際のアルゴリズムへ結構影響しているように感じます。
また、プロフィール検索で「いいねの多い順」みたいな検索の仕方もあるため、異性から自分のプロフィールを検索してもらうためにもある程度のいいね数は確保しておいたほうが良いと思います。
ただ、1ヶ月をすぎるとその保有いいね数も減少していってしまうため、1ヶ月目より2ヶ月目、3ヶ月目のほうが成績が良くなるということは基本的には考えないほうが良いかと思います。
いいね数の多さはマッチ率の高さと関係なさそう
恋愛系YouTuberの情報を見ると100人中1000人くらいが「マッチングアプリのいいね数は絶対多いほうがいい！」と豪語していますが、この辺のことについても自分の実体験とそこから得た仮説を書いていきたいと思います。
いきなり結論を言うと、自分の感触としては「女性から来るいいねは増えたけど、自分が送ったいいねのマッチング率は変わらない」です。もちろん男性会員の中には500以上いいねを獲得している人も多くいるためあくまで150程度の会員の所感ですが、
まず「いいね数絶対多いほうがいい勢」の方々の主張として主に「異性がプロフィールを見た時にいいね数が多いユーザーのほうがモテる」と言ったもの。バンドワゴン効果とか、何とかかんとか色んな心理学用語を用いて解説されてますが大体似たことを言っています。
ただ、実際いいね数が多くなったからと言って女性からの反応は変わらないのでは、というのが持論です。
自分が異性の立場になってを考えれば、いいね数が多いと競争相手が多そうでそもそもいいねを送る気が起きなかったり、逆にアプリをやり込んでそうで警戒するような思いも抱くような気がしており、結果相手からの印象という意味ではプラマイゼロくらいになるんじゃないかと思ったりしています。
ただ前述の通り、推測ですがいいね数がプロフィール検索のアルゴリズムへ影響を与えていることは何となく感じるため、女性から来るいいね数は増えていきました。
そのため、（いいねをくれた女性から自分がやり取りしたい人を見つけることができるため）結果的にはアプリ上有利になることは確認できましたが、一方で自分から選んで自分からいいねを送った人に関してはあまり影響ないかなぁというのが感想です。
いいね数は「偏差値６５」を目指す
今回の経験から、自分の場合いいね数を稼ぐ目的は「検索のアルゴリズムを利用して何もせずとも異性から毎日いいねが来る状態をつくる」としようと思います。
逆に特にこの部分を必要としていなければいいねは稼ぐ必要性はないかもしれません。また、稼ぐ際には一部不誠実とも取られるアプリの使い方もしなければならず、気が乗らない方は無理にやる必要はないと思います。
自分の場合上記の状態が達成させられたのは大体いいね数が９０台後半くらいになったころでした。
この数字は全国一律の絶対値として見るよりは、検索のアルゴリズム的にもお住まいの地方の母集団の中で自分がどれくらいの位置にいるか、という相対的な評価を見たほうが良いかと思います。自分が参考にしていたサイトを貼っておきますのでもし既にPairsをやってみてる方は参照してみてください。
このサイトの面白いところが、いいね数を大学受験のような偏差値で出しているところで、自分の住む近畿地方であれば90台後半のいいねは、偏差値的に言えば65～67くらいのラインになっています。（近畿地方は男性がいいね数稼ぎやすい傾向にあるため、他地方であればもっと少なくなるはずです）
そのため、（前置きが長くなりましたが）ここでの目標値は各地方のいいね偏差値65程度と定義をしなおします。
で、この段階までいいねをどう稼ぐかについてですが、プロフィールなどについては後述するためそれ以外の点で言えば
１．アプリインストール前にプロフィール文や写真を準備しておく
２．無料いいねを活用して自分からいいねを押す
３．ブースト機能を使う
の３点かと思います。このへんはYouTubeの情報と実感値が一致しました。
まず、前述の通りマッチングアプリの勝負の大半がアプリインストール（登録）後の数日で決まります。
そのため、インストールしてからプロフィールをどうしようかとか、写真はどれにしようかと悩んでいるうちに貴重なゴールデンタイムを潰さないためにも、予めプロフィール文章の雛形とトップ画像の2点は準備しておいたほうが良いです。
この2点がプロフィールの中で最も悩ましい部分でありマッチングアプリの勝負のほとんどを決めてしまう要素でもあるので、登録前に最低でもこの2点の準備はしておくべきと思います。逆にその他のサブ写真などは重要度が低いので後ででも良いかと思います。
なお、自分が実際に使っていたプロフィール内容については以下の有料記事にて公開しておりますので、ご興味ある方はご覧ください。
そして次は無料いいねを全部使うです。Pairsの場合は毎日スマホとPCにそれぞれ、アプリ側がピックアップした女性に無料でいいねを送れる機能があるのですが、それをフル活用する方法です。
具体的に言えば脳死で全部いいねを押す、です。
「やりとりするつもりもない女性にいいねを押すなんて不誠実だ！」というご意見もごもっともと思うためそういう信条がある方に無理にはすすめませんが、Pairsにおいてはこちらからいいねをして相手がいいねを返してくれてマッチングした際にも自分のいいね数にカウントされます。
これを利用して、数を打ちまくっていいねを回収する方法です。もちろんPairsの規約に違反するような行為でもありません。（ただいいねしてるだけだし）
最後がブースト機能を使って来訪した女性に脳死でいいねを送りまくってマッチングを回収する、です。有料の機能なのですが、Pairsは１回だけ無料で使えます。※ちなみにブースト機能を使うポイントを別の用途にも使うことはできるのですが、費用対効果を考えるならブースト機能を使わない手はありません
ブースト機能が何なのかについての細かい説明は省きますが、１時間位時間が取れる日の夜に２１時以降くらいを狙って使うと良いかと思います。使う日が平日が良いのか週末が良いのかは人によって意見が分かれていますので、気になる方はYouTubeなどの動画を貼っておくので検討してみてください。多分あんまり差はないんじゃないかと感じてます。
ちなみに自分は無料の1回のブーストを日曜日の22時くらいにやってみたところ、これで15いいねくらい稼いで、その後のいいね数増加へ大きなきっかけになりました。
繰り返しになりますが、いいねが増えても自分から送ったいいねに対しての反応は変わらないこと、やりとりする気のない女性に対していいねを送ることはあまり褒められた行為ではないということは踏まえた上で試すかどうかは判断してみてください。
いいねを送る相手を見極める
獲得した自分のいいね数はマッチング率には影響なさそう、ということは申し上げてきましたが、それとは別でマッチングの打率をある程度高めることはできるような気がしています。
当たり前ですが、マッチングアプリではとにもかくにもお互いがいいねを送り合うマッチングの状態を獲得しなければ始まりません。しかし、相手に送れるいいねの数は限られているため、少しでもマッチングの確率は上げるように工夫はすべきでしょう。
やり方は単純で、「マッチしづらい人を避け、マッチしやすい人にマッチしやすいタイミングでいいねを送る」ことです。当たり前のことを太字で書きました。
よく「入会間もない人にいいねを送りましょう！」とか「ログイン中の相手だと相手も暇なタイミングだからマッチしやすい！」みたいな情報を目にしましたが、個人的にはどちらも全く間違いな気がしています。少なくとも、自分は前述のような根拠を裏付ける結果は得られませんでした。
自分が色々観察した感想になりますが、以下にまとめてみます。
【マッチしづらい人】
・入会後すぐの人
原因：いいねが来すぎて埋もれるため
・いいね数が著しく多い人
原因：既にやり取りしている人で手一杯なため
・顔写真がない割にいいね数が多い人
原因：過去に顔写真を出していたが、これ以上のいいねが不要と判断して既存のつながりから良縁を探しているため
・プロフィール内容に対していいね数が極端に少ない人
原因：惰性か既に特定の相手がいるかで1ヶ月以上の長期間アプリをやっており、新しい人と出会うモチベーション低いため
・ログイン中の人
原因：不明ですが、自分は過去のマッチングアプリの経験を含めても1度も自分からいいねしてマッチしたことがないです
レアな共通点のある人を探す
では以上の人を避けつつ、どのようにすればマッチしやすい人を選ぶことができるでしょうか。
それは「レアな共通点がある人」と「ネガティブな要素に惹かれる・許容できるものがある人」です。逆にこれ以外の人とマッチングするのはかなり至難のワザと言ってもいいかもしれません。
まず独自の共通点に関してですが、例えば出身地が同じ場合はレアな共通点になる可能性があります。
自分は関西に住んでいますが、自分の地元の宮城県出身の人はめちゃくちゃ少なく、それだけでかなりの希少性があったりします。
もちろん、例えば神戸在住で大阪や京都出身はめちゃくちゃ多いですが、北海道はほとんどいないし、東京や埼玉でもなかなかレア、北陸や中国地方はそこそこ、という印象です。関西に住んでつくづく思いますが、本当に関西出身者率が高いです。
また、ちょっとマニアックな共通の趣味があるのも強いです。プロフィールや参加コミュニティの欄を探って、マイナーなバンドのコミュニティに入っていたり、珍しい場所に行ったことがあったりというレアな共通点があるとマッチングしやすかったりします。
さらに、一般的にはネガティブと思われる部分を許容できたり、逆にそこに魅力を感じたりする部分がある人はそのあたりをオープンにしている人に積極的にいいねを送るのも良い戦略な気がします。
例えば自分のようにバツイチでも良い、という人であればそのような人に集中していいねを送ってみるのも良いかもしれません。あるいは体型なども気にしない人はちょっとぽっちゃり系な方に送ってみるなどしても良いかと思います。
また、顔写真がない人もあまりいいねが集まりにくい傾向があるので「別に顔がわからなくてもまずメッセでやり取りしてみたい」というスタンスの人であればそういった人を狙ってみると比較的マッチの可能性は高いかも知れません。そういった、普通の人はあえていいねしないような人に対していいねを効率的に送ることで、マッチング率も改善できる気がしています。
ちなみにちょっと書きそびれたので補足すると、ログイン履歴に関して、「ログイン中」の相手はやめたほうがいいですが、逆に「ログイン３日以内」くらいの人であればマッチングする可能性はあるためそこを検索のラインに引くと良いかなぁというのが個人的な感触です。
逆に１週間以上ログインしていない人はアプリに対してのモチベーションが低い場合が多いため、いいねを送っても見られすらしない可能性が高いためおすすめできません。
いいねが来やすい年の差は±４歳くらい
完全に自分でもアホだと思いますが、いいねをくれた女性（女性のほうからアプローチをくださった方）の年齢を２週間前くらいにエクセルにまとめてみたことがありましたので共有します。
縦軸が数で、横軸が年齢です。筆者の年齢３３歳。
あくまでこれも自分のデータなのでどれくらい参考になるかわかりませんが、自分の年齢を中心とした山型のかたちが形成されていることがわかります。
少しデータを取っても平均年齢33.4歳、中央値33歳と明らかに同い年からのいいねが多いことがわかりました。
また、29歳が若干多いのは「３０までにはうんぬん」という気持ちからそもそもとして女性会員が多いのかなぁとも推測します。
とにもかくにも、一旦データを取ってみると33歳バツイチ男としてリーチできそうなのは29歳～37歳と±4歳くらいが現実的にマッチングしやすい年齢ゾーンになってくるようなことがわかりました。
何かのご参考になりましたら幸いです。
実際使っていたプロフィールを公開してみます
先ほども書いたのですが、note書いている途中に思い立った実験で、有料で自分が作った実際のプロフィールを公開してみるのをやってみようと思いました。基本的にノウハウなどは無料で公開しているものに全力で書いていきますが、もし実際のプロフィールを見たい、という方はこちらからご覧ください。
全然書き終わらない
ヤバい、7000字も書いても当初書きたかったことまだ書けてない。。
新しいトピックだったので本当はビュー数などで記事の需要を見つつ今後継続していくかを判断しようとしていたのですが、本当に書きたかったコミュニケーションの部分で学び得たことが全然書けなかったので一旦自分が書きたかった部分まで書ききるまでは続けてみようと思います。
話題の軸がブレブレな私のnoteですが、よければまたお付き合いください。
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