信じるより疑う方が幸せになれる?
こんにちは、10分で読める電子書籍を書いているライターの前田こうじです。
noteではいつもライティング・マーケティング・Web制作の3つを中心に書いているのですが、、、意外にも前回の記事の反響が大きかったので、今回も引き続き心理学・脳科学をモチーフにした話題を提供してまいります。
今回のテーマは「毎日幸せな気分でいられる思考法」です。
見方を変えるだけでイライラは消える!
僕たちの周りにはイライラの原因がとても多いですよね。ロクに仕事もできないクセに口ばかり達者な同僚、いつまでたっても改善されない不便な公共施設、極めつけはレストランに入ったら料理が30分出て来ない・・・。
そんなことが身の回りでしょっちょうあったらホントにむかつきますよね。ですが、こうしたイライラはほんの少し見方を変えるだけで解消することができるのです。
そもそも、現代の世の中であなたがイライラする原因の大半は、あなたがそのイライラの対象を信用していることにあります。つまり、人や物事に対して期待値が高すぎるんですね。
例えば、宅配ピザを注文して「10分で伺います」と言われたのに、30分かかったらあなたは怒り心頭になりますか?おそらく、多くの方が「まだかよ」とイライラすると思います。
ですが、店側の「10分で伺います」という言葉を「本当かよ?」と疑えば、あなたの頭の中で「30分くらいかかるかもしれない」という想定が生まれます。そうすると、30分かかった場合でも「やっぱり遅れたか」という程度でイライラにはつながらないでしょう。
信じるものは救われない!
前田さんの言うことはわからないでもないけど、宅配ピザのケースは店が悪いんだから・・・とあなたは思うかもしれません。確かに、10分で着くと言ったのに30分かかったわけですから責任は店側にあります。
しかし、その言葉を信じなければ相手の失敗にイライラすることはないですよね。ですから、お店に対する期待値を下げることが必要と言えます。
これは何も宅配ピザに限った話ではありません。電車の中で泣き止まない赤ん坊を抱いた母親がいたとして、車内がとてもうるさい状況に出くわしたとします。
もし、あなたがその母親に対して、公共の場所では子どもが騒いで周りに迷惑をかけないようにあやすものだ!と母親に期待していたら、泣き止まない子どもにイライラするでしょう。もしかたら、その母親を注意してケンカになるかもしれません。
でも、逆に「あの母親は周りに気を遣わなそうだな」とか「赤ん坊は泣くのが当然だから仕方がない」と対象となる人やあなたの常識を疑えば、「別の車両に移動した方が良さそうだな」といった考えが生まれてイライラしなくなるはずです。
このように、あなたの中の常識や対象となる人に対して、あらかじめ期待値を下げておくのです。そうすると、ストレスがなくなるのであなたは毎日気分よく過ごすことができます。
期待値を下げれば毎日がハッピーに
実を言うと、僕にもイライラがおさまらなかった経験があります。会社員時代、仕事ができない・いい加減・遅いといった人たちとチームを組むことが少なくありませんでした。
僕は「自分は仕事ができる」とか「自分は仕事が早い」とは思っていませんでしたが、僕より仕事ができない・遅い人にはすごくイライラしていました。ですが、期待値を下げるという思考法を知って以来、メンバーへの期待はなくなりました。
そして、彼らを仕事ができない連中と定義したことで、どうすれば彼らができるようになるか?と考えるようになったのです。そうすると、とりあえずその時点で僕の持っている知識やスキルは全部与えようと思い、彼らに提供しました。
それからしばらくして、彼らの知識・スキルは格段と上がり、僕の期待以上の働きをしてくれるようになったのです。しかも、僕が一番最初に「このくらいできて当然」と思っていたこと以上に彼らは仕事ができる人に変わったので、僕は幸せ感たっぷりに仕事をすることができるようになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
よく「信じるものは救われる」なんて言いますが、むしろ、信じてばかりいると、世の中では騙されることの方が多いように僕は思います。ですから、「疑え!そうすれば救われる」という思考を持つことで、毎日がハッピーになると言えるでしょう。
ちなみに、ひとつだけ注意していただきたいのですが、今回ご紹介したのはあくまで思考法です。なので、疑っていることを口に出してはいけません!
もし、あなたが期待していないことや疑っていることを口に出したら、相手に不快感を与えて口論に発展するおそれがあります。そうなったら、それこそイライラが募るばかりですから十分注意してくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。