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今年も海自音楽隊の演奏会に行きました

昨夜は文京シビックホールの大ホールで行われた「海上自衛隊東京音楽隊 第65回定例演奏会」を観覧してきました。

海上自衛隊の音楽隊関連の演奏会を観覧するのはこれで4度目、昨年9月5日の「東京音楽隊 第64回定例演奏会」に続き2年連続となります。

今年も旧Twitterで開催を知り、ダメもとで申し込んだところ当選し観覧できました。
座席は1階の後ろから2列目の端の方という良い席ではありませんでした。しかし、昨年の会場のミューザ川崎と違い自然な姿勢でステージを注視することができ、文京シビックホールの構造の良さに感心しました。

さて、1曲目はジョン・フィリップ・スーザの「The Liberty Bell」。
これはご存知の通りBBCのコメディ番組「モンティ・パイソン」のテーマで使用されましたが、私もこちらのイメージが強いですね。
軽快で聴いていて楽しくなる行進曲で、1曲目に演奏して観客を演奏会に惹き込むには持って来いでした。

2曲目の「序曲『機動戦士ガンダム・逆襲のシャア』」。
要はBGMの再編です。ところがBGMというのは元の作品を観ていて更に思い入れがあるか、よほど音楽的に優れていないと単独で聴いても良さが分かりません。
私は「逆シャア」(←略称)は観ていないため、大変僭越ながら正直言うと聴いていて退屈でした。

これは挿入歌についても同様で、第2部で演奏された「竈門炭治郎のうた」も、私は「鬼滅の刃」を視ていないため同様の感想を持ちました。
ただ、こちらは三宅由佳莉のヴォーカルが素適でした。

3曲目は「祈り ~ a prayer 2023」。
東日本大震災をきっかけに生まれた曲です。
ここでサプライズゲストとしてソプラニスタの岡本知高が登場!
これには本当に驚きました。
入場無料の演奏会でこの人の生の歌声を聴けるなんて…… いいのでしょうか?

20分ほどの休憩をはさみ第2部の1曲目は「ファン・ファン・ファンタスティコ!」。
明るく楽しい曲で、さすが宮川彬良と思いました。

その他の詳しい演奏曲目はパンフレットを撮影した写真をご覧ください。

アンコールは「Time To Say Goodbye」。
ここでなんと再び岡本知高が登場!
岡本知高、三宅由佳莉、橋本晃作という3者の「Time To Say Goodbye」は圧巻で感涙ものでした。
もう一度述べますが、これほどのものを無料の演奏会で聴いてしまっていいのでしょうか?

2度目のアンコールは海上自衛隊なので勿論「軍艦行進曲」、この曲に手拍子が起こるのはこの演奏会だけでしょう。

今年も素晴らしい歌と演奏を堪能しました。

※文中敬称略

本演奏会のパンフレット。A5サイズで全4ページ。
パンフレットの3ページ目に掲載の演奏曲目。
休憩中の会場内の様子。
チケット。観覧申込みは7月にインターネットにて実施。
ロビーには海上自衛隊を紹介するパンフレットも。サイズはA4判。