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紹介記事からちょっとだけ考える、「ライティング」の将来について

オンラインM&Aプラットフォーム「M&Aナビ」様に、中小企業向け | 大阪府のM&A・事業承継支援専門家10選!として、当社マエトク・フォーベルツ株式会社を紹介していただきました。

M&Aナビ紹介画面

これについては、事前に聞いていたわけではなく、この紹介文も先方が当社のことを調べて書いていただいているんですね。そこにとても好感を持てます。

昨今、広告と広報の境目が曖昧になってきて、普通の記事かと思ったらペイドパブリシティだったりすることが頻繁にありますが、それはそれで、正確に情報を伝えているのならまったく問題ありません。しかし、有料記事にも関わらず、文章はクライアント提供、それをロクにチェックもせずにそもままコピペするような、適当な記事がやたら多いのも事実です。

恐らく、フリーのライターが巷に溢れていて、単価が下がりすぎているのも原因のひとつだろうと思います。私は昔、ある地方新聞社で記者をしていましたが、当時(30年ほど前)ですら、フリーライターの「相場」を聞いて、そんなのよくやってるなと思っていました。それも、よく読んでいたルポライターの話を聞いてそう感じたので、無名の記者だともっと低いのでしょう。

当時に比べて、今は記事がどこかのメディアに載るハードルは格段に低くなっています。比べ物にならないくらい、メディアの数が増えたからです。たまにYahoo!ニュースなどを見ると、目を疑うような素人記事をよく見かけるし、伝聞だけの、明らかに取材をしていない記事もたくさん見受けられます。

それらを見ていると、恐らく今の単価は昔よりももっと低くなっているのだろうと想像します。これだけフリーライターを名乗る人が増えると、市場の原理からそうなるのは必然です。そして、低単価になればなるほど、質が悪くなるのもまた当然。

そんな業界の行き着く先は、AIを使った(半)自動化と、プロによる深堀の二極化するしかないのかなと、ちょっと想像したりします。


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