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ほぼ日手帳で行政書士の勉強

行政書士試験、2回目の受験となる2023年。
初めて受けた試験に不合格になったことを知ったのは1月25日。
その日のうちに再度受ける決意を固め、
1月28日から再び勉強を開始しました。

次の2冊をメインの教材として、
1年目にスタディングで勉強したことの覚え直しをしていきました。
「みんなが欲しかった!行政書士の教科書」(TAC)
「みんなが欲しかった!行政書士の問題集」(TAC)

問題集で問題と解説を読んだあと、教科書の該当ページを読み、
自分が理解した内容をノートに書いていくというやり方です。

その際に使ったノートが「ほぼ日手帳」カズンというタイプの手帳です。
A5版サイズの手帳で、1月1日から12月31日まで、1日1ページというつくりです。

ほぼ日手帳をつかう必然性はなかったのですが、
普段からほぼ日手帳(A6版オリジナル)を使っていて、
ほぼ日手帳ファンですので、モチベーションアップのためです。

ほぼ日手帳は使用されている紙がとても薄くて、
全ての科目をこの1冊に収めることができると思ったことも
理由として大きいです。

ノート1冊を見ればすべてが見渡せる感覚が欲しかったんです。

せっかく日記帳形式になっている手帳なので、
勉強した日付のページに、その日に整理した内容を記していくことにしました。

なので、いま読み返すと、
1月28日のページに「制限行為能力者」と題名が書かれ、
代理権、同意権などを整理して書いた手書きの表や、
失踪宣告などについて覚えた内容が書かれています。

1月29日は「意思表示」、
1月30日は「代理」という具合です。

最初のうちは1ページにひとつのテーマが収まっていたのですが、
そのうち、ひとつのテーマの分量が多くなってくると、
1ページに収まらなくなってきて、
手帳の日付はほとんど無視するしかなくなりました(笑)

また、民法と行政法を同時に進めて行きたかったので、
2月21日「詐害行為取消権」の次に、
2月22日「行政機関」というふうにもなっていきました。
もう、ぐちゃぐちゃです。

民法と行政法がごちゃごちゃに並んでいるので、
前に戻って確認したいと思ったとき、
書いた場所がなかなか探せない。

そこで、手帳の最初のほうにあるマンスリーカレンダーを使って、
日付のところに勉強したテーマを書いていくことで、
目次として使うことでこの問題を解消しました。
これでいちおう探せるようにはなりましたが、まあまあ不便でしたね。

手帳をどのように使うかを、あらかじめもっとよく考えればよかった…。

いまになってこの手帳を読み返すと、
覚えるべき内容が不十分だったり、不正確だったりするのですが、
とりあえずさっくりと復習するには、いい勉強をしたなあ、と思います。

ひと通り復習をし終えたときの手帳の日付は7月17日でしたが、
実際にやり終えたのは5月だったと記憶しています。

手帳に自分なりの言葉で整理することで、
本当にザックリとは頭に入れることができた感覚がありました。
時間はかかりましたがやっておいて本当によかったと思います。

このあとは、条文の暗記や問題集を何度も解くという作業に入っていくのですが、
正確な知識を覚えていく際には、自分で作ったノートでは正確さや情報量で、
あてにならない点が多々ありましたので、
再び読み返すことはほとんどなかったですね。

ところで、勉強とは別に、A6版のほぼ日手帳では日記をつけています。
試験勉強中は、日常の出来事だけでなく、
ぜんぜん問題が解けるようにならないことへの憤りだったり、
日々の勉強で何が足りていないのか、といった考察みたいなことも書きました。

勉強を続けるうえでの大敵はモチベーションのダウンです。

仕事で嫌なことがあったり、失敗したなあ、と思うようなことがあって、
今日は勉強する気にならないな、と思うようなこともあります。

私はそれを日記に書きます。
今日はこんなことがあった、と記録したり、
そのときの自分の気持ちがどうだったとか、
本当はどうすべきだったのか、といった反省など。

あれこれ考えたことを綴ってしまうと、なぜか気分が晴れます。
また試験勉強に戻っていくことができます。

気持ちに区切りがつくんです。
日記をつけることの最大のよさはそこだと思っています。

これから行政書士としてやっていく中で、
学んだこと、感じたこと、悩んだこと、うれしかったことなど、
いろいろなことを考えると思います。

それらを乗り越え、成長していくためにも、
私はずっと日記を書き続けていくと思います。

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