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開業してやっていけるだろうか

行政書士試験を受けた11月12日から2か月が経とうとしています。
試験勉強をしていた頃は、民法や行政法のテキストを毎日見ていたわけですが、
試験が終わったと同時にまったくテキストを開くことがなくなりました。
そのため、時々民法の条文が頭をよぎったとしても、
細部を思い出せないことが多くなってきていて、焦ります。

試験勉強をしていたときは毎朝、
会社に出勤する前に1時間〜1時間半、会社の近くのカフェで勉強していました。
勉強をしなくなった今でも、そのカフェには毎朝足を運んでいます。
以前と同じように1時間くらいは過ごしているでしょうか。

いまカフェでやっていることは、
開業にあたってやらなければならないことを書き出したり、
業務として図面を描くことを想定して、Jw-CADの操作をしてみたり、
といったことです。
行政書士として開業する自分を想像して、準備について考えること自体が楽しいものです。

ただ、実務講座の情報を集めたり、レンタルオフィスの情報を集めたりもしているのですが、
いかんせん、合格が確定していないので、具体的には話を進めることができないことが多く、もどかしさを感じてしまいます。

何をしていても的外れなことをしているような気がして、
なかなか身が入らないというのが正直なところです。

そんな中、試験が終わって初めての長い休みである正月休みを迎えました。
この休み中、一番考えてしまったのは、ポジティブなことではなく、
退職後の社会保険料や住民税はどうなるんだ?ということでした。

サラリーマン時代は、これら社会保険料などがすべて差し引かれたうえで振り込まれていますから、振り込まれた金額のことを「収入」ととらえていました。

しかし、あたりまえのことですが、開業するとまったく変わりますよね。
これまでと同額の「収入」を得たいのであれば、
この「収入」額を売り上げればいいのではなくて、差し引かれる前の金額を売り上げなければならない。

そう思ったら相当に大変な話だな、と今さらながら気づかされました。

本当に今の会社を退職して、行政書士としてうまくやっていけるのだろうか?
そんな不安に駆られた正月休みとなってしまいました。

マイナス面ばかりを考え始めたら、不安になって第一歩が踏み出せません。

でも、マイナス面を知らずに始めるわけにはいかない。
知っておかなければならないことは全て調べあげることでしか、
漠然とした不安は払拭できないと思います。

勉強はずっと続きますね。


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