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自分の体調もスマホみたいに充電表示できればいいのに

自分の体調の良さや悪さを、客観的にとらえるにはどうしたらいいのだろうと考えている。ひとつ思いついたのが、スマホの充電表示を、自分自身にあてはめてみるやり方だ。

最近どうも、身体の調子が悪い。花粉症が原因のひとつであることはわかっている。また冬から春へという季節の変わり目により、気候が安定せず気圧の変化も、調子を崩しがちな要因のひとつだろう。

それに加えて、最近眠りが浅いだとか、生理痛だとか、様々な不安ごとなど、まあとにかくいろいろと重なってダメージを受けている。

わたしが使用しているiPhoneに、先日「契約期間満了および契約更新のご案内」が通知された。使い始めて二年が経過したので、キャリア変更するならば、いまなら違約金も取られないですよ、というお知らせだ。

たしかに、二年使っていると、充電の減りが早い。朝100パーセントの充電で仕事に出かけても、帰宅ごろには40パーセントくらいになっていることが多い。仕事中にスマホをいじり過ぎなんじゃないか、というのは、さておいて。

スマホを二年使用していると、重電だけでなくそもそものバッテリーが悪くなってきているのかもしれない。スマホ自体には何にもトラブルは起きていないのだから、バッテリーだけを交換すれば、まだまだ充電も復活するだろう。正直言って、高価なものだから、二年くらいで買い替えるのはちょっとどうかなあと眉をひそめている。

最近スマホの充電について考えることが多いため、自分の身体の疲労度も「体力の残り30パーセント」などと、考えることが増えた。ゲームをする人ならHPとか、そんな風に考える人もいるだろう。Motherシリーズみたいに、パラメーターがぱたぱた回っている時点で敵を倒せばセーフ、とか。

ただ、毎日の充電が睡眠やら入浴で回復しきれない日が続いている。おそらく、そもそものバッテリーに問題があるんだろう。自分自身の身体のバッテリーとは、なんだろう? 体力、精神力、そのどちらも、だろう。

毎日の充電では回復しきれない場合、バッテリーが消耗していると仮定したとき、スマホならばバッテリーの交換をすればいいだけの話である。しかし、人間の身体は、そうはいかない。体力や精神力を回復する、という考え方はできるけれど、交換するというのはむずかしい。身体はひとつで、なにかと交換することはできないからだ。臓器移植、という医療行為とも、また全然違っている。

身体がつかれているな、とか、メンタルが弱っているかもしれないと自分で思っていても、休めないとか、無理をしてしまうことが往々にしてある。周りの人たちも「ちょっと無理してるんじゃない? 休んだら?」とアドバイスをくれることもあるだろうけれど、そのアドバイスを受けた本人は「まだ大丈夫です」といって、大丈夫なふりをしてしまうこともあるだろう。今週を乗り切れば、とか、今期が終われば、と、どうにかやり過ごしているのだろう。

しかし、この「身体バッテリーが消耗している」というのが、誰から見ても一目瞭然ならば、「おい、もうゲージが擦り切れてるぞ! やすめ!」と、分かりやすい。充電しても、すぐにゲージがすり減ってしまうのは、バッテリーが消耗しているからだ。

じゃあ、バッテリーを回復させるためには、何をすればいいのだろう? 身体も、心も回復するには、なかなか難しい。だましだまし暮らしていくのでは、すり減っていくほうが早いかもしれない。

ただ、機械みたいに交換ができないものだから、どうにかして自分の身体を探るしかないのだろう。自分にとってのバッテリー交換は何にあたるだろうか? 人間の身体を機械にあてはめるなんて、と思われるかもしれないけれど、機械のほうが良い待遇を受けている場合だってある。定期的にメンテナンスを受けているし、機械の動作には室温が上がらないように20度くらいを保っている部屋のなかで、人間はそれに準して作業するように、という環境もある。

週末にただ寝だめする、とか、そういったことではなく、自身の身体を根本的にメンテンナンスするといった考え方がもっと必要なのだろう。




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