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【鐘を鳴らせ、まだ鳴る鐘を。完璧な鐘を鳴らすのはやめよう】

本日3月11日(木)PM2:46

東日本大震災 発生時刻に、台湾の「天才IT担当相」オードリー・タン氏と福島の若者が交流した動画が公開されるそうです。

先日NHKのニュース・シブ5時で動画の一部が取り上げられており偶然視聴しました。

交流会の最後にオードリー・タン氏が若者たちへ送ったメッセージがとても印象的でした。

「“鐘を鳴らせ、まだ鳴る鐘を。完璧な鐘を鳴らすのはやめよう。すべてのものにはヒビがある、ヒビがあるからこそ光が差し込む”。」

(これはカナダのシンガーソングライターで詩人でもあるレナード・コーエンによる『Anthem』の詞の一部だそう)

3/3〜5に朝日新聞でも『「自分らしさ」オードリー・タンの源流』と題した記事が3日に渡って掲載されていました。

その中で、自らもトランスジェンダーであることを告白し、"多様性の象徴"とも言われている…そのことを初めて知りました。

このメッセージは、そんなオードリー・タン氏ならではの温かい想いそのものなのではないかと私は受けとりました。

なぜならば、自分や他者に対しての深い理解があるからこそ、、そこに愛が育まれ、結果として人の心に届くものを生み出すことができると感じているからです。

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東日本大震災から10年

課題は山のようにあるのだろうけれど、必要なメッセージが必要なところへちゃんと届くように…できることをひとつず。

まずは、自分が『完璧』な鐘を鳴らすのを、極力やめてみるところから。

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