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惑っております??

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#心の有り様

生死は、自他に似ている。

生死は、自他に似ている。

私たちは、世界のハザマで暮らしている。
天と地。死と生。神と命。永遠と有限。

例えば、生と死の間に目盛りが10あるとして、今の自分はどの位置に立っているのか。

それを、他者やデータや一般論などで勝手に判断して、自分が納得できる場所に立っている。

いつ死ぬかなんて、わからないのに。

人生の終わりが来るまで、私たちは生のポジションにしか立つことはできない。

どちらかを選べるような気でいるけれ

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死を思うことは、生きているうちにしか出来ないことの一つ。

死を思うことは、生きているうちにしか出来ないことの一つ。

私は、死を恐れている。本当に?

もちろん、嘘ではない。
未知なるものは、ただでさえ怖い。なのに、死には、エビデンスを持つ語り部がいないから。

ただ、不安に駆られてしまうのは、死というよりも、むしろ至る過程のような気がしている。

病による身体的な苦痛。
命を諦めるまでの葛藤。
やろうと思えばできたことへの後悔。
考えただけでうんざりことだらけだ。

今なら、まだ前を向いて生きることができる。

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結局、食うに困らず、死ぬまで健康でいたいのだ。

結局、食うに困らず、死ぬまで健康でいたいのだ。

止まれるのは、過去だけ。

あらゆる感情は、運ばれてしまう。

時という風に乗って。

哀しみは、海へ流され、

怒りは、炎に舞い上がり、

二度と取り戻せない場所へ。

苦い記憶は、存在しない。

私が蒸し返さない限りは。

過去に執着したのは、怖かったから。

未来は、明るくなんかない。

つまるところは、老いて、死ぬ。

それが、ゴール。

前を向くということは、

ネガティブの底を見ること

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怖いもの。

怖いもの。

死。老い。人。

死は、存在が消える恐怖。
老いは、存在していたはずなものが、失われれてゆく恐怖。
人は、存在を否定する。

存在が消える。失われる。否定する。
恐怖とは、存在を脅かされることなのかもしれない。

死は生きている限り怖いだろう。
そして、人を変えることはできない。
変えられるのは自分だけ。

考え方を変えることで、恐怖を乗り越えられそうなのは、老いだけだ。

老い、切ない。
当たり

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楽してキレイになれるのか?

楽してキレイになれるのか?

誤解を恐れずに言えば、自分は完璧であった。

そんな昨日までの自分を壊して、新しい自分になるために今日という1日が与えられている。

というのは、心の有り様としてどうだろう?

もちろん、現実は完璧とは程遠いし、社会的には底辺だし、交友関係も散々だ。
できることなら、社会的に成功して、周囲から好かれていて、満たされた現実を心豊かに生きてみたい。

けれど、そういう現実を望む限り、心は闇を抱え続ける

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