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2021年12月の記事一覧
自分の人生は、いつだって当てが外れているもの。
いい歳をして、夢を見ている。
自分として生きていても、
誰も傷つけることのない世界。
誰もが、自由。
孤独を引き受け、その淋しさを知り、他者そのものを尊重し、ありのままの世界、あるがままの現実を認めて、命を生きている。
自分を生きたとしても、
他者の利害を侵さない。
そんな解放区で生きたい。
夢みたいな話。
けれど、それに近いことは可能なのだと思う。
現実ではなく、精神世界の話だから。
なりたい自分になるのではなく、心が動く現実を選んでみようと思う。
現実は、移り変わるもの。
それだけのものなのに、
一々、喜んだり、悲しんだり、
未来を夢みたり、過去を悔やんだり、
正しさや、好き嫌いで、右往左往している。
それが、私の人生。
ただ変化してゆくだけの現実。
それに対して、もの思う自我。
このままでいたいと願っても、叶わない。
別れたくなくても、ずっとはいられない。
望んでいない変化に晒され、
望むようには変化しないもの。
全く、現実はま
敵ではないけれど、味方でもない自我という天才と共に生きるには、どうしたらいいのだろう?
今、出来ることの全てが才能。
そう思えるようになって、気づいた。
やりたいことが見つからないのは、
好きなことの中に、出来ることがないから。
得意な才能を伸ばせばいいのに、
ない才能ばかりを求めてきた。
自分の中の欠落を埋めるために。
それはそうなのだけれど、
たぶん、別の理由もあったと思う。
ある才能を使うだけなんて、退屈だから。
息をするのだって、
なにかを手にするのも、
目にする
未来の価値観がなければ、未来は予測できない。
昨夜のこと。
iPadをリカバリーしようとして、失敗した。
苦手分野ではあるものの、説明を読む限り難しいものではなかったし、リカバリーくらいはできると思っていたのに…
ついに、この時が来た。
時代に取り残されてしまった。
このところ、モラルもテクノロジーも、アップデートしきれないと思っていた節はある。
正直、このスピードで時代が進むなら、対応限界は近いとは感じていたのだけれど…
さすがに
自己肯定感の低さは、社会から求められるニーズへの不適合が積み重なった結果だろうか。
居場所がない。
いつから感じていたのかわからないくらい、
心の奥底に根付いている。
だから、求められる自分になりたかった。
それがいつしか、理想の自分を演じることに
すり替わり、人生を拗らせた。
求められるのは、命であって、
私という自我ではない。
命は、今。
今を積み重ねた時間。
問われていたのは、命の使い道。
なんのために、どう使うの?
それだけだったのにね。
この世界に、私のニー
「だから言ったじゃん」を言わない人生にする。
「だから言ったじゃん」
そう唱えながら、
モノが溢れる実家の掃除をしていた。
掃除は得意ではない。むしろ、苦手だ。
けれど、家族の中ではまだマシなため、
私がやるしかない状況に陥っている。
家族の一人は頑張ってはいるものの、モノを捨てられないタイプ。収納棚ばかりが増えて、部屋が埋め尽くされてゆく。
もう一人は、厄介な敵。片付けてスペースが空けば、すかさず埋める何かを持ってくる。
その攻防は
やりたいことを探していたら、やることが山積みになっていた。
生きるのが面倒くさいだけだ。
私自身は、死にたくなんてない。
それでも、朝になると、
死にたいと思うのは、なぜなのだろう?
死にたいという私の願いは、
お金持ちになりたいという
夢や憧れと同じものなのかもしれない。
タラレバの架空の未来を想像して、
その自分を楽しんでいる。
今ではない自分になりきることで、
今にはない感情を味わえる。
辛い現実から逃げるため、
楽しかった過去の記憶を
再