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惑っております??

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2021年4月の記事一覧

不自由なのは、孤独を恐れているから。

不自由なのは、孤独を恐れているから。

自由には、もれなく孤独がついてくる。

自由に生きることを願いながら
孤独に生きることを恐れている。

人生を不自由に感じているのは、
孤独よりはマシだから。
願いが叶うことを望んでいないから。

私が人生に望んでいるのは、
孤独でないことなのだろう。

けれど、孤独を避けようとしているのに、
孤独を感じていたりする。

なんのための不自由なのか?

私は他者との距離感がうまく取れない。
それが、

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私の命は誰かを養うことができるだろうか。

私の命は誰かを養うことができるだろうか。

命は養うもの

食べ物となってくれる命を喰らって

自分の命を食いつないでいる

命をいただくことで時間を巻き戻す

いただいた命が体を作り変えて

毎日毎日

食事のたびに体は変わってしまう

毎日死んでゆく細胞

毎日変化する体

そうやって死ぬまで命を養う

時に抗う唯一の術

なら、私の命は誰を養うのだろう

食べてくれる人はいない

食べられたくもないけれど

私の命は地球に養われ

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生きることが本分。

生きることが本分。

死にたいのなら、死ねばいい。

都合のいい死後の世界はまもなく完成する。

安心して死んだらいい。

死後の世界は、温かく、安らかだ。

傷ついたことも、悲しかったことも、

悔しかったり、腹立たしかったり、

許せないことも、寂しかったことも、

悔しくて、恥ずかしくて、

生きた心地がしなくても、

そのままでいいと思える。

感じたまま心地よくいられる。

ジャッジのない世界へようこそ。

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生死は、自他に似ている。

生死は、自他に似ている。

私たちは、世界のハザマで暮らしている。
天と地。死と生。神と命。永遠と有限。

例えば、生と死の間に目盛りが10あるとして、今の自分はどの位置に立っているのか。

それを、他者やデータや一般論などで勝手に判断して、自分が納得できる場所に立っている。

いつ死ぬかなんて、わからないのに。

人生の終わりが来るまで、私たちは生のポジションにしか立つことはできない。

どちらかを選べるような気でいるけれ

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私はこれからも調子に乗って、叩かれて生きて行くのだろう。

私はこれからも調子に乗って、叩かれて生きて行くのだろう。

図に乗る。

成功した人をそんな風にこき下ろすのは、羨ましいからだと思っていた。
嫉妬してる暇があるなら、なにかやればいいのに、と。

けれど、そういうことではないのかもしれない。

上手くいっても謙虚でいられる人と、私のように舞い上がってしまう人間との違いは、どこにあるのだろうか?

無理だと思っていたこと。
ダメだと諦めていたこと。

そんな成功は、嬉しい。
自分を誇らしく思うし、自信もつく。

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死を思うことは、生きているうちにしか出来ないことの一つ。

死を思うことは、生きているうちにしか出来ないことの一つ。

私は、死を恐れている。本当に?

もちろん、嘘ではない。
未知なるものは、ただでさえ怖い。なのに、死には、エビデンスを持つ語り部がいないから。

ただ、不安に駆られてしまうのは、死というよりも、むしろ至る過程のような気がしている。

病による身体的な苦痛。
命を諦めるまでの葛藤。
やろうと思えばできたことへの後悔。
考えただけでうんざりことだらけだ。

今なら、まだ前を向いて生きることができる。

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