感情を揺さぶりたくない私。
私はかなり感受性が強く、感情移入しやすいし、ほんの小さいこともいちいち気付いてしまうし、人が何を考えているか伝わってきてしまう。
最近はよく聞くようになったけど、HSS型HSPという性質を持っている。
だから、世間的にはなんてことない軽い出来事でも、私にとってはすごく重く、感情を大きく揺さぶられることがたくさんある。
感情が揺さぶられること自体は悪いことじゃないのかもしれないけれど、私にとっては辛いことが多い。
それは悪いことだけじゃなくて、良いことでも、だ。
だから取り入れる情報はかなり限定している。
たとえば、私はリアルタイムでテレビを観ることはない。
興味があったり見たいなと思った番組は全部録画して、あとで観る。
その理由は、「見たくないものを飛ばせるから」。
興味があって録画した番組でも見たくないシーンはあるし、他の番組の宣伝やCMも全部飛ばしている。
SNSも、ほとんどの発信内容に興味があっても、私の心が辛くなるようなことを1つでも発信していたら、すべての発信を見ない。
人がたくさんいる場所ではたくさんの人のいろんな気持ちが伝わってきてしまって、色んなことに気付いてしまうから、実はすごく辛い。
でもあまりにも取り入れる情報を限定しすぎるのも良くないとは思うので、すこぶる調子が良い時は思い切り自分から感情を揺さぶりにいくこともある。
たとえばドラマを見るとか、舞台を観に行くとか。
感動するような内容じゃなかったとしても、大体大号泣してしまう。
それは、今見えているものだけじゃなく、それができるまでの課程や苦労、努力、いろんなものを見て、考えてしまうから。
とっても素敵で陰ながら応援していた宝塚歌劇団元雪組トップの早霧せいなさんが「ドラゴン桜」に出ているというので久しぶりにドラマを観た。
最初からは見てなくて内容知らないまま5話から観たんだけど、ほぼ最初から最後まで泣きっぱなしだった。笑
自分より下だと思っている人に対して平気で嫌がらせや暴言を吐けたり、物事の表面しか見ずに物事を言っていたり…など、心の調子が良くてもなかなかズン、、と来た内容だったけど、面白かったし、タメになった。
今漠然と辛いと思っていることがあるなら、その原因が何なのか考えてみて、それを自分の生活から避けることが出来ないかどうか考えてみよう。
誰かの当たり前は、あなたの当たり前じゃない。
誰かの普通は、あなたの普通じゃない。
自分の生きやすさは誰かが決めることじゃない。
自分の勘、違和感、不快感にもっと敏感になってね。
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