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気軽に人の家のチャイムを鳴らす野蛮な文化について

一人暮らしの方は特にそうだと思うのですが、自宅というそれぞれの城は唯一、この社会の緊張から開放される、大切な大切な場所です。

休日に訪れる営業、宗教勧誘を好む人なんぞ、おそらく暇なお爺さんお婆さんくらいかと存じます。

私は特にこの「家に突然訪問される」「インターホンを鳴らされる」というイベントを恐怖しています。

プライベートな自分の城の、ドア一枚隔てたところに、よく知らない人がドアを開けろと、時間を奪わせろと、そんな目的で立っているのです。緊急事態です。確実に寿命が縮まります。

ある日、頼んでもいない、困ってもいないティッシュとマスクを渡す…たったそれだけの目的で、隣に住む大家さんが私の部屋のインターホンを夜に連打してきた数日はノイローゼになり、怖さと疲れから人生ではじめて幻聴まできこえてきたりしました。

大家さんは他人です。家族でも友人でもなく、私が月何万も払わなければいけない、それだけの相手ですし、

家族で住んでいらっしゃる(娘、息子、孫…多すぎてめまいがします)ようなので、言ってしまえば「数が多くて厄介な、味方ではないものの群れ」でしかありません。

主に管理して下さりよくお会いするおばあさまが悪い人ではないという、それだけの認識はありますが、極論ではありますが、どちらかといえば敵なのです。

そんな関係性の人に「家に突然の訪問をされる」そのことへの恨みを募らせながら苦しみ悶えていると、ある答が浮かびました。

「個人の城である住居に、ここまで気軽にインターホンを押せる文化、世の中の常識が狂っている、野蛮すぎる!」

電話やメール、LINEやチャットアプリのある世の中です。

相手とメールやメッセージをやり取りするような関係性でもない相手だから、アポイントもなしに突然家に訪問することになるのでしょうから、

メールやメッセージをやり取りするような関係性、お互いにお互いの連絡先を把握している同士ではないにもかかわらず、他人の家に訪問すること自体を法律か何かでさっさと禁止してしまうほうが良いのではないでしょうか。

やれリモートワークだ、オンラインで人と仲良くしろ、などと言われている昨今ではありますが、インターネットをそもそも利用できない最貧困層を置いてきぼりにした施策を皆で当たり前に推奨しているのですから、

インターホンだって禁止にして全部オンラインでアポイントをとることを原則とすることに、利点しかないように思います。

まずあれもこれもオンラインで、オンラインでと強調するなら、インターネットにかかる料金はある程度国に負担していただくのが筋だとも強く感じます。

本当にこの世界は野蛮です。こんなでは反社会的な考えを持つ勢力が出てきてもおかしくないので、お国は自滅行為をしているようにしか思えません。

早くインターホンを気軽に押すことを禁止にして、オンライン環境維持費・工事費等を国で負担してくださいな。

サポートありがとうございます。お金は愛でもあると思いますので、もし投げるときは楽しく投げていただけると幸いです。何に使ったかは多分記事にします。