STAEDTLER 925-25/35 アクリル
窓と申します。
僕の地元はヤンキーの町なので、三段シートはもちろん、大日本帝国の国旗がプリントされたヘルメットをした人たちが駅の駐輪場にたむろしています。
生きる化石ってやつですね。
今回は、僕が先日購入したステッドラー925-25/35に対応するアクリル製カスタム軸を紹介します。
-製品情報-
購入ができるサイトのリンクを貼っておきます。
Crremaというサイトでkato craftさんが制作しています。
ステッドラーのほかにもドクターグリップやジェットストリームのカスタムグリップを制作していらっしゃいます。ぜひ覗いてみてください。
販売しているのは軸のみであり、注文した素材の軸にクリップが付属した状態で届きます。
コンビニ払いに対応しているので、学生の方でも購入することができます。
注文方法は備考欄にて製作者さんに欲しい軸の種類を注文する形式です。
注文例)
「アクリルの白色をお願いします。」
「写真○枚目の右側の色をお願いします。」等
軸の種類も豊富でアクリルのほかにも木軸があり、樹種はピンクアイボリー、黒柿孔雀杢、花梨瘤、激杢ウォールナット、カーリーメイプルの五種類があります。
受注販売の形式を取られていますが、注文から発送までがとても早く、梱包も丁寧でした。
-サイズ-
外径は9.1〜9.2mm(商品ページ記載)
長さは全体で約14.3cm、軸のみで約8.6cm
重さは全体で約14g、軸のみで約5g
商品ページの説明欄に「オリジナルより18%軽量」との記載があります。
木軸も同形、同重量だそうです。
長さと重さは独自に測ったので正確性は低いものです。
目安として考えて下さい。
-外観-
ここからは外観を紹介していこうと思います。
アクリルのホワイトとブルーに分けて、細かいところもフォーカスしていきます。
○ホワイト
・全体
商品ページの画像のイメージ通り、大理石のようなデザインです。
ステッドラー925-25/35は限定色が多いので、自分のお気に入りの軸とグリップやキャップなどのパーツを合わせてオリジナリティを出すこともできるでしょう。
組み合わせるとオリジナルの軸にあった硬度表示はなくなります。
・上部
・下部
僕が所持しているオールブラックとサノダルグリーンのパーツとの組み合わせも試してみましたがホワイトには合いませんでした。
(個人の感想です。)
・軸のみ
内部に補強のためのパイプが入っています。
このパイプは端から端まであるわけではなく、クリップがついている箇所くらいで途切れています。
クリップを少し下げればパイプが途切れているところを隠して見栄えを良くすることもできますが、その場合筆記中にクリップが手に当たってしまいます。
アクリルも複数のカラー展開がありますが、他のカラーと比べるとホワイトは大きく個体差が出ないカラーだと思います。
○ブルー
先日てぃらみすが持っている同製品のブルーカラーを見せてもらったので、その時の写真を載せておきます。
ちなみに僕は彼にこの製品の情報を教えてもらいました。
感謝しかないです。
・全体
・軸
ブルーも内部にはパイプが入っていますが、ホワイトと比べるとあまり目立ちませんね。
・合わせて
並べるとより綺麗ですね。
他のカラーの画像も手に入ったら追加していこうと思います。
-評価-
ここからは軸をアクリルにカスタムした際の使用感を良い点と悪い点に分けて紹介します。
○good points
・デザイン
言わずもがなではありますが。
きれいに磨かれ、光沢の出たアクリルが全身から高級感を放っており、まるで大理石のようです。
独特で、ひどく繊細なマーブル模様がとても神秘的。
角度を変えるたびに違う表情を見せ、見ていてまるで飽きません。
教えてもらってからすぐに一目惚れし、気がつけばすでに手元に。
あまりに事を急きすぎてしまったかもしれないと後から思いましたが、杞憂でした。
買ってよかったなぁと、満足感に満ち満ちています。
3900円。
学生がポイッと出せる値段ではないですね。
僕はお金を床に叩きつける勢いで買っちゃいましたけど。
ロマンを買っているのですから細かいことは気にしません。
でも良いものだと思ったらすぐに買ってしまう癖はそのうち直さないと後々怖いことになりそうです。
・軸の軽量化による低重心化
もとのアルミ製にくらべてかなり軽量化されたことで重心がペン先に近づき、オリジナルより低重心になっています。
商品ページの説明欄には、「3mm位低重心となっております」との記載がありました。
925-25/35のローレットはかなり粗い方なので、力を入れてガシガシ筆記していると指がとても痛くなります。
アクリル軸にカスタムすることでより低重心になり、あまり力を入れずに筆記が可能になってローレットの弱点を緩和することができます。
さらに、全体の重量も軽くなっているので取り回しも良くなっています。
デザインだけに留まらない良さ、是非体験してみてほしいです。
・作りの良さ
全体的に非常によく出来た作りとなっており、僕の持っているものはグリップとの間の段差がほぼありませんでした。
さらに、軸の内側にグリップとの結合部からクリップ近くまでパイプを組み合わすことで補強されており、耐久性に優れています。
・好みの芯径が使える
pg5のカスタム軸と同じように、内部機構を取り替えれば別の芯径のシャープペンとして使えます。
ステッドラー925-25(シルバー)は現在、0.3、0.5、0.7、0.9、1.3、2.0mmの芯径が販売されています。
※ナイトブルーは1.3mm、オールブラックは0.7、0.9、1.3mmがないので注意してください。
○bad point
・耐久性
強いて言えばのbad pointですが、当然オリジナルのアルミ製に比べると耐久性は低いです。
アクリルという素材である以上、表面の傷はつきやすくなっています。
ですが、前述した通り接触の多い結合部と軸全体は金属製のパイプによって補強されているので、正しい使い方をしているうちはすぐに壊れてしまうということは少ないと思います。
また、アクリルの劣化で最も多い黄ばみに関しては購入してからまだ日が浅いので分かりません。
アクリルの黄ばみは直射日光による紫外線が原因で起こるので、室内で使っているうちは心配ないとは思いますが。
もし変化があれば追記します。
-まとめ-
以上、ステッドラー925-25/35 アクリル軸の紹介でした。
「この製品をもっと多くの人に共有したい!」
「商品ページの写真だけじゃ足りない!」
という思いから書いた記事でしたが、いかがだったでしょうか。
僕は欲しいものは購入する前に実際の写真や様々な角度からの写真をたくさん見て参考にしたいと考えるので、今回は説明はほどほどに、写真をたくさん載せようと意識しました。
この記事が、読んでくれた皆さんの良い買い物の一助となれればと思います。
前に聞かれましたが、僕の記事は自由に引用してもらってかまいません。
むしろ共有してもらえるのはありがたいです。
ですが、僕の記事はほとんどが主観的な考えを述べていますし、情報の正確性を保証できるものではないことに注意してください。
ではまた次の記事で。
またね。
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