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幼なじみの魔法。

幼なじみと呼べる友だちはいますか?

幼なじみとは、
小さい頃から親しい友人として過ごしてきた人々のことを指します。
この定義については納得ですね。

小学生の頃は、
保育園の友だちが幼なじみでした。

中学生になると、
小学校の友だちまでが幼なじみになりました。

高校生になると、
中学校の友だちも幼なじみに加わりました。

大人になった今、振り返ってみると、
私にとっては、
やはり中学生くらいまでが幼なじみの範疇かなと思います。
高校生や、ましてや大学生になると、
もう「小さい頃」っていう定義から外れてしまうからかな。

そして、
幼なじみには、特別な友情を感じませんか?

随分と長いこと会っていなかったのに、
再開したらすぐに打ち解けて、
今まで会わなかった期間がまるでなかったかのように、昔の関係に戻れるあの感覚です。

これには、5つの理由があると言われています。

1.共通の基盤を持っていること

幼い時期を一緒に過ごした時間は、
お互いの価値観や物の感じ方の基盤を形成する重要な期間です。
その共通の基盤があるため、
久しぶりの再会でも、すぐに昔の関係に戻れます。

確かに、中学生ぐらいまでは、
同じ地域に住んでいる子がほとんどだし、
一緒に過ごす時間がながくて、お互いの距離が近かったから、
人生の基盤を共有していた感覚はありますね。

2.深い信頼関係があること

幼なじみ同士の信頼は非常に深いため、
たとえ久しぶりに会う場合でも、その信頼関係は変わらず存在します。
だから、無理なく自然体で接することができます。

お互いがまだ純粋だった頃(笑)の友だちだから、
基本的に信頼していることが多いですね。
その信頼関係が今も続いている人とは、
安心してすぐに昔の関係に戻れる気がします。

3.たくさんの共通の想い出があること

家族ぐるみで出かけたの想い出。
学校行事の想い出。
部活で一緒に頑張った想い出。

たくさんの時間を一緒に過ごしてきた相手だから、
たくさんの想い出を共有しています。
そうした想い出は、昔の感覚に戻る媒体となることが多いようです。
想い出に触れるだけで、
たちまち昔の親しみやを感じますね。

4.無条件で相手を受け入れていること

幼い頃の友だちというのは、
何の予備知識潜入感もなく、
素直に相手を受け入れていることが多いです。
また、
自分を飾ったり、偽ったりせず、
ありのままの自分を表現することができます。

幼い頃の共通の想い出や体験が、
相手に対して、
何ともいえない信頼と安心感を感じさせますよね。

幼なじみと一緒にいるときは、ホントに気持ちが楽です。

5.感覚の連鎖反応が起きる

人間の感情や記憶は、
時が経っても完全には消えず、
心の奥底に記憶され、保存されているのだそうです。

旧い友人に再会すると、
瞬時にその感覚が連鎖反応のようによみがえり、
昔の想い出の続きを、今まさに体感するようになるのだそうです。

すごくよく分かります。
まるで魔法のようですよね。


実は、昨日、
私にとって一番旧い友人が我が家に遊びに来てくれました。
幼なじみのひとりです。

保育園の年中からの付き合いで、
気づいた時には、もう友だちでした。笑

彼女は、大学卒業と同時に、
20歳年上のご主人と結婚して、双子を出産。
25年くらい前、
一家でニュージーランドに移住しました。

普段からSNSでつながっているけれど、
帰国する度に会いに来てくれて、
数年に一度くらいのペースで会っている友人です。
コロナが明けてからは、初めての再会。

本当に不思議なもので、
いつも、会った瞬間から「あの頃」に戻って話が弾みます。
すごく心地よい感覚です。

彼女のように、
私のことを大切に思ってくれている友人はずっと大切にしたいし、
自分の子どもたちにも、
そういう友人になるであろう、今の友人たちとの関係を大切にして欲しいと思います。

年齢を重ねれば重ねるほど、その想いは強くなります。


そろそろ、日本はお盆休みの時期ですね。
コロナも明けたし、
久しぶりにあなたが大切に思う友と語り合ってみませんか?
夢や希望に満ち溢れていたあの頃の自分がよみがえり、
これからの人生を生きる力になるかもしれません。


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読んでいただけたら嬉しいです。

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