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身体と心を壊すまで頑張らなくていい

フリーランスになると、時間管理の大切さと難しさに直面しますが、同時に身体と心の健康管理もすごく大切だなと思います。

私は昭和育ちで仕事ばかりしてきたので、つい何でも根性論で自分に対して厳しくしすぎる傾向があります。

「自分に優しく」とか「自分を大事に」と言われても、どうすればいいのかわかりません。

自分なりにリラックスする方法を探ってみるものの、それすらも「リラックスしなければならない」という、ねばならない思考が優先して心底休めることがほとんどなく生きてきました。

しかしそれが通用するのも30代まで。

40歳を超えるともう通用しないんですよね。

フリーランスになる前に、転職するか悩んでいた頃、心が疲弊して会社に行けなくなりました。

そして「お金」だけを求めて転職した後は、身体が疲弊しました。

▶こちらの記事や動画でもお話しています。

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フリーランスになったきっかけ


そしてフリーランスになってからは、「稼がなければ」というプレッシャーで心が不安定になり、睡眠時間を削ってパソコンに向かう日々。

目の前の仕事に必死で、表向きは楽しそうにしていても水面下ではもがいていたような気がします。

フリーランスという働き方に変えたことは後悔していませんが、「私には向いていないのでは」「私にはセンスが無い」という自信のなさとの戦いは今でもあります。

いろいろな葛藤がある中で、さらなる飛躍を目指してコンサルタントの先生をつけ、売上を伸ばした2023年。

売上的には過去最高でしたが、夏の終わりに人生で初めて気を失って倒れました。

夜中にトイレに行って、立ち上がった一瞬の間に記憶がなくなり、ものすごい音と鈍い痛みを頭に感じつつも、気づいたらトイレの床に寝ていた状態。

幸いすぐに意識は戻り、「何があったんだろう」と思いつつ、洗面所に行って鏡を見たら右側のおでこから目にかけて血だらけ。

「は?」と思いつつ、意外と冷静で、家族も誰も起きてこないし(←ひどくないですかw)、1人で手当てをしました。

私は全くかよわいタイプではなく(笑)、クラっと儚げに倒れそうな可愛げのある女性とは真逆なので、そんな私でも倒れることがあるんだ・・・とどこか他人ごとのような感じもしていましたが、自覚がないというのは結構危険ですよね。

頑張っているつもりはないのに、頑張りすぎていたのでしょう。

動いてないと不安。

ちゃんとしなきゃいけない。

バカにされたくない。

ちゃんとした人に見られたい。

できないやつだと思われたくない。

「ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと・・・」


ちゃんとしなきゃの呪縛。

結局は自分が傷つきたくないだけなんだな~と今ならわかります。

子どもの頃から大人になるまでの環境や人間関係で、深く根付いた自分への鎖がなかなかほどけなくて、何をしていても根底にはこれらの思いがありました。


私は失敗しないと気づけないタイプなので、倒れるまで頑張ってしまいましたが、だからこそ心と身体が壊れるまで頑張らなくていいし、投げ出していいし、逃げていいと思います。

必ずどうにかなるから。

そこで自分は1人じゃないって気づけたり、周りの優しさに気づけることもあります。


フリーランスでも、会社員でも、どんな働き方をしていても40歳を超えたら「頑張りグセ」を手放すこと。


適当にやってますと言う人ほど、真面目過ぎたりするものです。

弱い自分も、できない自分も、ちゃんとしなきゃと思ってる自分も、どんな過去があっても、それも全部自分なんだなって受け入れられるようになれたら、もっと生きやすくなるのかもしれないですね。

先日47歳になりましたが、ようやくそう気づいて少し肩の力が抜けています。歳を重ねるのも悪くないなというのが今の感想。

風の時代というのは一度は耳にしたことがあるかと思いますが、詳しくはわからないけどなんとなく自分で自分を縛っている概念を手放して、少しでも身軽に生きていくことなのかななんて思っています。

人生100年時代と言いますしね。これからこれから。

目の前にチャンスが来たら、いつでも掴める自分で在りたいと思います。

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オフィスディーフロウ代表/札幌
道源 まどか
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