選んできた仕事の中に、これからやりたいことのヒントがあると思った話
私は体力仕事が苦手。なのでずっとデスクワークを選んできました。
その延長で、「パソコンを使った何か」で人の役に立ちたいと思い、考えあぐねた結果、デザインと言うキーワードにたどり着きました。
そうして2019年にフリーランスになり、試行錯誤しながら5年間走り続けて来たわけですが、ここでまた自分の棚卸しの必要性を感じています。
やはり色々な面で鍛えられたなと思うのは、病院勤務の経験。
無資格の事務員なので立場としては底辺でしたが、法制度、医療機関特有のルールなどに触れ業務で覚えたことは今でも役に立つシーンがあります。(家族や親族の入院や介護、行政関係、子ども関連など)
そして精神科という環境で、精神保健福祉士と一緒に働いたことで社会的な課題を身近に見る機会も多くありました。
私は専門業務はできないけれど、患者さんや家族と相談員との箸渡し的な役割や、医事課(受付)で対応しきれないケースを一旦預かり、関係者に繋ぐことなどは頻繁にありました。
とても大変だったけど「二度とやりたくない!」ということもなく、やはり誰かをサポートする仕事が好きなんだと思います。
今はデザイン制作をメインに、事業者さんのサポートをしていますが、今後はパソコンやIT関係が苦手な方や、起業、副業に興味がある方のサポートを増やしていこうと思っています。
場所や対象となる人、その方法が変わっても、やりたいことの根底にあるのは1つで、それが私にとってはサポートすること。
きっかけづくり、背中を押すこと、苦手意識を少なくすること、安心できること、楽しく前に進めること。
仕事を通してそれができれば、私自身も救われるような気がします。
大変だった、辛かった、何もできなかった。そんな思いが昇華できるような。
形は違っても、根本にある想いは1つで、選んできた仕事の中に強みや本当にやりたいことのヒントがあるんだなと今、改めて思います。
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