スパイスカレーと催事参戦：カレーとうつわと＠東武百貨池袋本店

こんにちは。
都内在住、スパイスカレー大好者です。

前回はスパイスカレーの本陣？である大阪で、初めてスパイスカレーを食した日のお話でした。そしてなんと今回も、大阪のスパイスカレーのお話になります！この一文で「スパイスカレーのためにまた大阪行ったの！？」と思われた方。

すみません、そうではないのです。今回は、裏技中の裏技を使い、都内にいながらにして美味しい大阪スパイスカレーを食した記録となります。
お土産？テイクアウト？お取り寄せ？
いえいえ。その方法とは……デパートのカレー催事です！

東武百貨店池袋本店で2019年7月11日(木)から16日(火)まで開催されていた「カレーとうつわと」という催事をTwitterで知った私。
「絶対に行く！絶対にだ！」と決意を固め、早速スケジュール調整を開始しました。そうして意気揚々と東武百貨店へ馳せ参じたのであります。

なんやかんやで7月13日土曜日11時頃。
デパートの催事に何度か足を運んだことはありましたが、こんなに気合を入れての参戦は初めて。いつもの私であれば、昼過ぎくらいでいいでしょとゆるゆる来ていたはず。
しかし、今回は心構えが違います。スパイスカレー初心者である私からすれば、催事に来てくれている店舗さんはどれも初めて食す味。チラシや実際の催事スペースを見比べながら、どこのカレーを食べようか目移りしまくり。
いやいや、こんなの選べないよ！？（嬉しい悲鳴）
けれど選択せねば何も始まらない。
ここまで来ておいて、何も食べないで帰るという選択肢は絶対にないので、必死に唸りつつもお店を決定。
そうして注文したお品は……。

「セイロンカリー アンブラ from大阪 長堀橋」
こちらはスリランカカレーのお店として有名なようです。
ご飯は細長く、粘り気の少ないパスマティライスを使用しており、副菜が色鮮やかで食欲をそそる！
パパダムという、豆のおせんべい的なものが乗っているのが本場っぽくて嬉しい。見た目だけでワクワクします。
カレーはサラサラとしたスープ状のものと、ペーストっぽい豆が入ったカレーの2種類。
本来ならお皿の上ですべてを混ぜて食べるらしいのですが……。
催事仕様メニューなので、今回はお弁当仕様の使い捨て容器に入っており、ちょっと食べにくい。それでも、味は本格派なことに変わりなし！
副菜、カレー、ライスを混ぜることで変化していく食感や風味を楽しみながら、あっという間に完食。

本来ならば、ここで帰宅……となるのですが。
せっかくの期間限定催事。幸いにして、お腹はまだ空いている。
というわけで、欲張った結果の2店舗目！


「出汁キーマカレープレート 大阪 四天王寺 虹の仏」
まず、見た目がめちゃくちゃカラフル。
中央には古代米を使った紫っぽい色のライス！
わかりやすく見た目が映えるので、催事の告知紙面にも写真が載っておりました。副菜には、人参を粉末状にして味付けしたものや、いんげんなど。
個人的にこの粉末人参が珍しく、楽しみながら食しました。
カレーはキーマとスープ状のもの。
大きな具材は入っていませんが、副菜がたくさんなのと、キーマでお肉たっぷりなので、物足りなさは感じません。出汁を使って和の風味を前面に出しながらも、しっかりとスパイスが香っていて、とても好きな味です。
こちらもすべてを混ぜ混ぜしながら完食。

流石に2食分のカレーを食べたので、これ以上はいけませんでした……。
（でもお土産にカレーパンをちゃっかり購入）
心境的には何杯でも食べたかった…！
大阪へ簡単に何度も行くことはできないので、こういう催事は定期的にやって欲しいなと思う都民なのでした。
気軽に遠いお店の味を体験できるのって、本当にありがたい！
催事で食べた味が気に入れば、実際にお店へ足を運ぶきっかけにもなりますしね。

補足情報ですが、「カレーとうつわと」はタイトル通り、器も様々なものが販売されておりました。
スパイスカレーのお店は個人店が多いので、食を彩る器にもこだわりを見せているお店が多い気がします。私もそろそろ、自宅用にこだわりのカレー皿が欲しい今日この頃。
ピンとくるものが見つかるまでは、随分昔にローソンのフェアでシールを集めてGETした、ミッフィーちゃんのカレー皿で自宅カレーを堪能したいと思います。

■セイロンカリーさん（https://twitter.com/ceyloncurry2013）
■虹の仏さん（https://twitter.com/rainbow_budda）
■挿絵担当：ぺんぺんちゃん（https://twitter.com/penpenta_0101）