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没頭・集中で悩みを飛ばす

以前受けた心理テストで、不安と怒りの値が基準を超えていました

過去のことを思い出して「失敗したなあ」
未来のことを考えて「このままでいいんだろうか」
自主的に動かない同僚をみてイライラ
人に嫉妬する自分を感じてイライラ

不安と怒りはよく感じています。むしろ不安と怒りを感じていない場面の方が少ないんじゃないかというくらい。
何をしていても「あの時はムカついたなあ」「あれは大丈夫なのか」「今日の仕事うまくいけばいいけど」と頭と心が動いている感じです。

昔からそんな感じでしたが、年をとるにつれてだんだんひどくなってきた気がします。一方、体力は落ちているため、動きは遅くなり、疲れやすい。
心理的な動揺に体かついていけなくなり、昨年一時的に自律神経失調症になってしまいました。

このままではいけないと、行動を変えました。100%の力でやっていた仕事は70%以下にセーブして、できるだけ早く退社するようにしました。
家でも、家族のためと、家事、育児を頑張っていましたが、家族の健康や安全に影響しないものは無理にやらないようにしました。
その分空いた時間を、自分のために使うようにしました。
バスケ観戦、バスケサークル、乗馬クラブ、運動教室、バンジージャンプなどなど。ここ半年でいろんなことにチャレンジしました。
これらはすべて、自分がこれまでやってみたいと思ってきたこと。「いつかやりたいな」って思っていたことをどんどんやるようにしました、

やりたかったことをどんどんやってきて気づいたのは、没頭や集中することで、気持ちが楽になること。
体を動かす時、40を超えた自分としては、ケガしないことが最重要。楽しみたい、上手くなりたいもあるけれど、気を抜くとケガや痛める怖さがある。
だからこそ、運動している時間は自分の体の動きに集中している。すべての意識が自分に集まっている。その時間は家族のことも関係ない、ましてや仕事や他人のことなんてまったく頭に浮かばない。「仕事のあれがああだったな」なんて、頭から吹っ飛んでいく。
体を動かす気持ちの良さも感じるが、自分としては悩みが吹っ飛ぶスッキリ感が快感になってきた。

私はプロや学生のバスケの試合を観戦するのも好き。「すげえ」「ナイスパスだな〜」って選手のプレーを観ている間も試合に集中しているので、他のことは頭から飛んでいく。バスケは自分がしていたこともあり、1プレー1プレーに集中して観ているからだろう。

運動等が終わった後、仕事のことをふと思い出すことはある。でも、前ほど詳細には浮かばないので、「今、考えても仕方ないや」って思うだけで簡単に飛んでいく。
考えていたくないのに、嫌なことがどんどん頭から溢れてくる感じは減ってきた。

自律神経失調症になって生活を変えてきたものの、ふとした時に不安を感じるし、ちょっとしたことでイライラする。まだ基準超のままだろう。
でも以前と違って、悩みや不安を飛ばす手段ができたことは大きな進展だ。
今は週に1回は、自分のやりたいことをやるようにしている。週に1回は頭をリセットにできる。
平日の仕事がうまくいかなくてイライラしていても、土日のどこがで頭をスッキリすることで、心の底から「まあ、いいや」って言えるようになった。

自律神経失調症になって、正直悩んだし、苦しんだ。でも、その経験のおかげで、自分に正直になって、やりたいことを積極的にやるようになった。昔より行動力も出たと思う。
今後も、本当にやりたいことを素直にやり続けたい。そして没頭、集中して悩みを飛ばすのだ。合法的に頭をスッキリすることにやみつきになってきた。

さあ、今度はなにしようかな

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