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誰に相談するか。引き出してくれる人を見極めたい

人は誰かに何かを相談するとき、ほとんどの人が、もうすでに自分で答えを出している。
ただ、その答えが言葉に出なかったり、まとまらなかったり、掴めなかったりしているだけで、形にしたいという事を、本人でも気づいていない事が多いなと思う。

だから、相談に乗るということは、その事を忘れてはいけない。

どうやって、その人の本心を引き出すか。
自分の意見を言ってみるのもいい。
共感するのもいい。
反対の意見を言ってもいいし、傾聴も大事。

そうやって、相手の反応を見ながら、相手が何を望んでいるのか、
そして、
自分の力で決断する事をどう、促せるか。
何よりも、その洞察力が大事なんだと思う。
そして、その結果が不本意な事になったとしても、また、それを受け止め、少しづつ、スパイスを足しながら付き合ってあげる事。

決して、相手が感情的にならないように、誘導してあげる事。
人の話を聞くという事は、それが一番大事なんじゃないかと思う。

『相談乗ってあげたのに、意見聞かないなら相談しないでよ』
『アドバイス聞かないからそうなったんでしょ』
『あなたの為に言ってるの』

この言葉は結局の所
意見した事に対して、批判される事が苦痛だから
自分の意見に従わせる事に躍起になる。
だから、結果に対しては無責任なもの。
失敗だった時、結果を引きずり後悔するのは本人なのに。
その場では、それを悲しみ寄り添おうとするが、1年も責任を持てるわけではない。
そんな人に限って、こう言う。

『まだ、引きずってるの?』

だからこそ、本当にその人を思うなら
自分で決断する為の導きをしてあげたいものだ。

そして、それがどんな結果になろうとも
『だから言ったでしょ』
ではなく、
『よく、自分で決めたね。えらい!』
そう、受け止めてあげたいものだ。


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