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【キャリア】「仮説▷検証」の重要性|Vol.1

こんにちは。MadeS(メイズ)です。

この記事では、自身のキャリアを築く上で、仮説(目的)を立てることとそれを検証(手段)することの重要性についてお伝えしたいと思います。


1. 仮説を立てる

仮説を立てるということは、目的や意図をはっきりさせるということです。もっと単純に言い換えれば「考える」ということです。

至極明快に理路整然とまとまっている必要はありませんが、何か事を起こす前に、「○○だから△△ではないか?」「○○があれば△△ではないか?」と自分なりの思考を持つ必要があります。
この○○には、自分の経験・様々なデータ・社会の風潮・誰かの(どこかの)意見など、自分自身+自分の周囲(環境)の情報が総合して入ってくると思います。

例えば、とある新規商品・サービスを開発する仕事をしているとします。
「どんな困りごとを解決したら喜ばれるか」からスタートすると、
①自分ならこんな商品・サービスがあると嬉しい(お金を払う)
②同じような事を思う人がいるのか聞いてみよう・ググってみよう
③サンプルで情報集めたら、思ったよりそう思っている人が多かった
④「商品Aを作れば顧客Xの課題が解決され、その価値交換としてお金を出してくれるのではないか」
という具合に④の仮説が設定できます。

あくまで一つの例えです。仕事の他の場面、プライベートにおいても同様に仮説思考は当てはまると思います。

2. 検証する

検証するということは、仮説が正しいのかどうか、何かしらの打ち手を通じて試してみるということです。もっと単純に言い換えれば「行動する」ということです。

仮説パートの例えで考えてみると、
①試しにサンプル商品Aを作ってみる
②それを顧客X(もしくはそれに近そうな人)に使ってもらう
③実際のところどうだったかを聞く
④とても良かったので使いたいor期待ハズレだったので使わない
という具合に④の検証結果が得られます。

3. 仮説→検証の繰り返しで何が得られるか

自分なりの仮説を立て、それに必要な打ち手を通じて実際どうなのかを検証する。思った通りのこともあれば全然違うこともある。それを踏まえて、また別の仮説を立て、また検証する。
これを繰り返すと、結果がどちらであっても、それぞれの共通点が感覚的に会得でき、仮説立てや検証の精度が高まっていきます。

仮説→検証の積み重ねによって得られる自分の中での共通点が、仕事上又は人生上のノウハウ、他の人からは見えない黙示知です。
ノウハウとは「ドラえもんの四次元ポケット」みたいなことで、何かを判断するときや選択するときに「武器」となります。
つまり、この武器が仕事で結果を出す際に役立ち、人生で何かを判断・選択する際に役立つことになるので、仮説→検証を積み重ねてノウハウという武器を手にすることが、自身のキャリアを築く上で非常に重要であるということになります。

4. ステップを踏めない時はどうすべきか

特に仮説立ては、広い意味での経験が大きく寄与しますので、なかなか仮説がうまく立てられないということもあるかと思います。

考えることを避けて良いという意味ではないですが、考えてもうまく仮説が立てられない時は、やった方がいいと思うこと、やってみたいと思うことなどを行動に移してください

先に述べた検証という意味での行動とは違いますが、とりあえず行動することで経験が得られますので、その経験が仮説を立てることに役立ちます。
行動することで経験を得て、それを次の仮説立てをする際に役立てる、という視点で行動することから始めてみてください。

ある意味これも、経験を積めば仮説思考を加速させることができるはずだ、という仮説に基づく検証、という見方もできると思うので、まずは行動することから始めてみてください。

5. まとめ


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