人生に休みなし

専業主婦はずっと家にいて自由気ままやりたいことやっているんだろう。
その通り、でもあるけど、違う。
俗にいう「仕事」は休みが決められている。職場が休日と決めた日は職場は休みになる。しかし、家に帰れば家の仕事がある。自分でするか、誰かがするかの違いで何かしらやることはあるのだ。
→→掃除、洗濯、買い物、食事・弁当の準備や後片付け、布団干し、ベッドメイキング。持ち家であれば家の修繕、庭仕事、町内会。子供や老人、家族が多ければ多いほどやることはキリがない・・・
専業主婦7年目となってしまった。段々、一年に一度でいいかなと思っていたのが、半年に一度は家から離れて自分だけの事に集中したくなってきた。年々強くそう思うようになっている。家にいると目につくもの、何かしなければ、こうした方がいいかな、ご飯何しようか、あれ補充しなければ、、、と、寝るまで頭が休まらない。しかも「家」なので休日はない。夫や家族で担当を決めたとしても結局メインは主婦(夫)なのだ。強制的に休日を決めて「家」を離れる計画をしなければ体や脳みそがもたない事に気づいた。自由きままだと思って選択した仕事が実はそうではなかった事に驚いた。
そろそろ、半年に一度を目標に「家、脱出計画」を図ってみる。
といっても一昨年まで年1回、1週間から長くて3週間程、家を離れていたのだが。ただその思いは旅行に行きたいだけだと思っていた。旅行もリフレッシュの為にしたりするのだが旅行に行きたい気持ちともまた違う。去年は自然の中で生活していたのでその必要があまり感じなかったのかもしれないが、今年の春に都会に引っ越して既に今、エネルギーの充電が完全に切れている状態だ。自分のエネルギーが切れていては何をするにも体に鞭打ってどんなに頑張っても持続不可能、気持ちの余裕も力も出ない。病気にはなりたくない。だからそうなる前に、早めに手を打たなければならない。
全くもって一人の自分だけの時間・空間且つできるだけ自然に近い場所が必要なのだ。かといって人と断絶するまでとはいかないが。エネルギーは人工物では補えたとしても短期間しか持たない。人工物は安心感や便利さをもたらしてくれるが、やっぱり心底パワーを補えるものは地球上では自然しかない。人間も自然から生まれたのだから。

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